雑誌などにも登場する人気グラビアアイドルをファンが撮影する「グラドル撮影会」が人気となっている。限界まで露出した衣装を着たグラビアアイドルと対峙して、ファンがシャッターを切りまくるのだ!
そんな撮影会で写真を撮られるグラビアアイドルは、どんな気持ちなのだろうか──。イメージビデオや写真集の売れ行きから“完売クイーン”と呼ばれる忍野さら。撮影会も満員御礼だったが、このたび卒業を決めた彼女にその真意と思い出を聞いた。
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実は事務所に入って最初の仕事が撮影会だったんです。当時は水着で人前に出ることがちょっと怖かったんですね。あとその時のお客さんが、なぜか2時間もずっと私の顔も胸も見ずに「足」だけを撮っていたのを強烈に覚えています(笑い)。
その後念願のレースクイーンになれたのですが、全く人気が出なかった(笑い)。負けず嫌いな性格なので、「何とかして応援してもらいたい」という想いからファンの方と交流できる撮影会を再開したんです。
私にとって転機にもなったのが、ショートカットにして挑んだDVDとグラビア出演でした。認知度が上がってありがたいことに全国からいらしてくださる方もいて嬉しかったです。ですが撮影会は多くの方を相手にするので体力勝負! 随分と鍛えられました。