乃木坂46を卒業後、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)など話題作にたて続けに出演する元乃木坂46の若月佑美(26才)。彼女にとって、もっとも糧になるのは、共演者たちだという。
「現在出演しているドラマ『共演NG』(テレビ東京系)は、本当にもう、錚々たるキャストの皆さんで、勉強になることばかり! 参加させていただいて、どんなに感謝しても足りないくらいです」(若月・以下同)
中井貴一(59才)、鈴木京香(52才)をはじめ主演級の俳優が名を連ねるこのドラマで若月が演じるのは、元アイドルグループのメンバーで、脱退後は女優として活躍する“篠塚美里”役。
「どうしてもイメージがかぶりますよね(笑い)。でもかぶっているのは、設定だけ。役に取り組むという意味では、これまで演じてきた役柄と変わりません」
かつてアイドルをやっていた若月佑美を再現するのではなく、アイドルを卒業した女優として、アイドル役を演じる。
「ただ、元アイドルの私だから出せるリアリティーはあると思っています。たとえばポージングなどは『こんな感じはどうですか?』と提案できるので、アイドルの経験が生きているな、とうれしいですね」
しかし、女優はこれまでに経験したことがない職業を演じることも多い。たとえば『私の家政夫ナギサさん』では大手製薬会社のMR(医薬情報担当者)を演じたが、
「経験したことがないからこそ、学ぶことが多かったし、視聴者のかたから『こんなMRいるよね!』と言っていただけたときは、心の中でガッツポーズをしました!」
と、うれしそうに語る。
求められていることにちゃんと表現できるように
現在26才。これからのことを尋ねると、
「女優としては、私に求められていることにちゃんと表現できるように頑張っていきたいです」
と、真っ直ぐな眼差しで答える。