年末年始はハワイで過ごしたいけど、今年はどうなの? と気になっている人も多いのでは。ハワイのカリスマコーディネーター、マキ・コニクソンさんに現状を聞いてみた。
ハワイ州では11月6日のフライトから日本向けの事前検査プログラムが適応されることを発表(10月27日ハワイ時間)。日本を出発する72時間以内に日本の指定医療機関で新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(NAT)を受け陰性であれば、ハワイ入国時に陰性証明書を提示することで、ハワイ到着後の14日間自己隔離が免除されることになった。
ハワイへ行けるようになったとしても、ハワイから日本に帰って来る時はどうなるの?
2週間ほど前に日本に一時帰国したマキさんの場合はこうだった。
「私はホノルルからサンフランシスコ経由で日本に帰国しましたが、かつての“海外旅行”とは全く違う雰囲気でした。機内でもマスク着用は徹底していて飲食時以外は外せません。
離陸前の機内で、ある女性がマスクをずらして携帯で話していたので、客室乗務員が『マスクをしてください』と注意したんです。でも、彼女は電話に夢中で『ちょっと待って』と従わなかった。きつく伝えた客室乗務員とちょっとした言い合いになったところ、すぐに機長命令が下り、彼女は飛行機を降ろされてしまったんです」
アメリカの空港も機内も“絶対に感染させない”という厳戒態勢なので、いつも以上に徹底して係員や乗務員の指示に従う姿勢も大切のようだ。機内食や空港ラウンジの食事にも大きな変化が。
「サンフランシスコの空港のラウンジも非接触と除菌が徹底されていました。温かいミールは提供されず、ドリンクもカウンターごしに作ってもらうスタイルに。
ホノルルからサンフランシスコの便では、箱に入ったスナックを渡されただけだったので、私はハワイの焼き鳥店『Tsukuneya』で天むすをテイクアウトしておいてよかった!」
ビジネスクラスでも陶器のお皿に温かい食事ではなく使い捨ての紙製の食器。航空会社やフライトによっては食事が出ないこともあるようなので、事前に確認しておいたり自分で食べるものを用意しておいたほうがよいかもしれない。
成田空港に到着してからの日本入国時には、どのような流れで検査が行われるのだろうか。