芸能

峯岸みなみ優勝の「女子メンタル」 女性芸人が出せない魅力

松本人志も絶賛(Top Photo/時事通信フォト)

松本人志も絶賛(Top Photo/時事通信フォト)

 オンエアから2週間が過ぎても、反響が鳴り止まない。10月24日に放送された『土曜プレミアム・まっちゃんねる』(フジテレビ系)内の企画「女子メンタル」が高く評価されているのだ。

「女子メンタル」はダウンタウンの松本人志が企画・プロデュースするバラエティ番組『ドキュメンタル』(Amazonプライム・ビデオ)の女子バージョン。朝日奈央、ファーストサマーウイカ、ゆきぽよこと木村有希、峯岸みなみ、松野明美、浜口京子、金田朋子たちが女性タレントのプライドをかけて、全力の“笑わせ合いバトル”を繰り広げた。

 激闘を制し、バラエティ女王の座に輝いたのは峯岸みなみだった。スキャンダル発覚時の坊主ネタを自らネタにし、終盤には顔面を緑色に塗り、全身タイツでガチャピンに変身。現役アイドルならではのキレキレのダンスまで披露してみせた。

 番組放送翌日、峯岸はInstagramを更新。〈バラエティの最前線に立っているわけでもない、まだ現役アイドルの自分がどうやって人を笑わせたらいいかなんてわからないし、全然自信がなかった〉と出演が決まってからの不安を吐露しつつも、収録の中で〈なんでもいいから行動しなきゃ〉という気持ちが湧いてきたことを振り返っている。

 番組公式サイトには、「女子メンタルが最高だった」という称賛のメッセージが多数寄せられており、松本自身も企画に手ごたえを感じたようで、〈女子メンタルが盛り上がりすぎて2コーナーほど入らなくなってしまいました。嬉しい誤算でございます〉(10月25日のツイートより)とコメントしている。

 ところで今は、“女芸人による笑い”が再考されている時代だ。かつては女芸人といえば、ブスイジリや自虐ネタが定番だったが、現代では「いじめやセクハラを助長する」「痛々しくて笑えない」などの批判も多く、むしろ自虐を控える方針をとる女芸人も現れている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中学時代の江口容疑者と、現場となった自宅
「ガチ恋だったのかな」女子高生死体遺棄の江口真先容疑者(21) 知人が語る“陰キャだった少年時代”「昔からゲーマー。国民的アニメのカードゲームにハマってた」【愛知・一宮市】
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
【こんなに汚かったのか…】全店閉店中の「すき家」現役クルーが証言「ネズミ混入で売上4割減」 各店舗に“緊急告知”した内容
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
江口容疑者と自宅
《16歳女子高生の遺体を隠し…》「6人家族だけど、共働きのご両親が不在がちで…」江口真先容疑者(21)が実家クローゼットに死体を遺棄できた理由
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える”心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン