強盗だとはつゆ知らず、注文していた高級バッグが届いたと勘違いし、心躍らせてドアを開けると……。10月26日に東京・中目黒で発生した強盗事件は、いろいろな意味で注目を集めた。舞台が人気タウンのタワマンで、被害者は人気セクシー女優。600万円という大金が自宅にあり、それを強奪されたことも話題になった。なぜそんな大金が自宅にあったのか? 被害者の女優・里美ゆりあに聞いた。
「実は自粛期間中に将来の不安を感じたのです。そんな中、知人に投資の話を持ちかけられたので、数百万円単位で投じてみようと用意していました。それに加えて、定期的に通っている美容整形費用に当てるために銀行から下ろしていたのです。
30代で体を張ってセクシー女優を続けていくための必要経費なんです。その大切なお金を銀行の封筒や茶封筒など複数の封筒に分けて入れて1か所に保管していたので、いとも簡単に持ち去られた時は絶望的でした」
現在の彼女の収入はビデオ出演とキャバクラ勤務がメインだというが、元々コロナ禍で出演依頼も減り、出勤も控えていた中だったので、先行きはかなり不安だという。
「強盗事件以降は正直、ビデオ出演の面接も断わってしまったしキャバクラにも出勤できていません。知人のセクシー女優から“今日はゆりあの話で持ちきりだったよ”と聞き、現場に出て好奇の目に晒されるのもとても嫌です。なにより家に一人でいるのすら怖いような状態で、まともに仕事をできそうもないからです。犯人たちに奪われたお金もいつ戻るかもわからないし、不安しかありません。正直、今すぐお金を奪い返したいくらいです……」