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TBS野村彩也子アナ 父・萬斎から毎日LINEで感想届く

野村彩也子アナがアナウンサーとして日々、心掛けることとは

野村彩也子アナがアナウンサーとして日々、心掛けることとは

 TBSの新人アナウンサー、野村彩也子アナは9月末に地上波デビューを飾った。

「幼い頃からテレビが大好きで、たくさんの人と関わるお仕事に憧れてアナウンサーを志しました。コロナ禍で4~5月は出社も叶わず、画面越しに“アナウンサーは遠い存在だな”と就職した実感が持てずにいたんです。こうして番組に出させていただける今は本当に幸せで、全ての経験が喜びです。デビューとなった『お笑いの日2020』で着た番組Tシャツは洗濯さえもったいなくて(笑い)、きれいにピシーッと折り畳んで大事にとってあります!」

 現在は平日朝の情報番組『あさチャン!』で、お天気コーナーを担当している。

「担当が決まってお天気ノートを作りました。その日の天候や気温、現場で教わったこと、先輩アナウンサーの放送を見てお天気にまつわる言葉や表現をメモしています。私、“メモ魔”なんです。

 屋外で空模様や気温を肌で感じて、お出かけ前に役立つ情報をお届けしたいと思っています」

 この日は6時台のコーナーを見学させてもらったが、手にした資料には細かい文字でいくつもメモが残っていた。

「お天気以外にも、放送の反省点や気付いたことなどを毎日メモします。いつでも振り返れるメモがあることが安心材料にもなって、前向きにお仕事できる原動力になっています。ただアナウンサーは本番でメモを持って出られないので、そこがまだまだ不安です……。日々緊張ばかりで、少しずつでも自然体でお伝えできるように努力します」

 新番組『真夜中のブランチ』では、MCの向井慧(パンサー)、ミキの亜生・昴生と並んで進行役を務める。

「MCの皆さんは私のたどたどしい進行も面白く味付けしてくださり、メモ魔ぶりも早速ネタにしていただきました(笑い)」

 4歳の時に狂言の初舞台を踏む。祖父の野村万作、父の萬斎と3代揃って共演もしている。

「野村家は『靭猿(うつぼざる)』で初舞台を踏む伝統があり、私も第1子として猿の役で出演しました」

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