俳優・石田純一(66才)へのバッシングはいったいいつまで続くのか。
先日、当サイトが報じた石田が映画監督デビューを宣言したという記事が注目を集めた。ネット上には多くのコメントが書き込まれた。
石田は『女性セブン』の取材に対し自身が主演するのではなく、脚本を書いていると説明。そのうえで、「本格的なアクション映画です。すごい楽しみな配役も考えていて、個人的にオッケーをもらってるかたもいます。あっと驚くような俳優さんもいっぱいですよ。主演は男性ですが、名前は……まだ言えない(笑い)」と答えており、相当な大作であることをにおわせた。
とはいっても、ヤフーニュースのコメント欄には「誰がお前の作る映画など見るか、と声を大にして言いたい」などの辛辣なコメントが多数書き込まれた。約1800のコメントの大部分が批判的で、「自分の管理が出来ない方が、監督業なんて出来ません」との指摘もあったが、これは新型コロナウイルスへの感染が判明した4月に沖縄でゴルフをやっていたことや、女性のいる場で飲食をしたことなどを指しているとみられる。
さらには、退院後マスクを外して豪快にくしゃみをする姿や、マスクなしでバッティングセンターへ行く姿などを報じられていたことから「コロナ陽性者で最も批判された著名人では。2位は合コンで陽性となった阪神タイガースの藤浪晋太郎選手でしょう」(ネットニュース編集者の中川淳一郎氏)という声もある。
コロナ陽性判明以降の石田に対するバッシングの激しさは、石田の話題が出る度に続いていた。その理由については「結局、過去の『不倫は文化』発言が引きずっている」と中川氏は指摘する。
「石田さんが何をしようが、あの時の件をネットで蒸し返される状態が続いています。妻の東尾理子さんが石田さんの娘であるすみれさんと仲良くするなど、石田さんの家族の事情を考えて彼の幸せを考えた行動をしていると捉えられているのに、石田さんは女性と会ったりして自由奔放。そうした行為が『不倫は文化』を再び思い呼び起させ、バッシングに繋がっています。ネットでの批判は一つの過ちをベースとし、永遠に続くものです」(中川氏)
そうしたことがあるため、今回の映画についてもネットでのコメントには否定的なものが圧倒的に多い。となれば、石田がこの逆風を変えるには日本の映画史上に残るヒット作を作るしかないかもしれない。もしもコケてしまった場合は「それみたか」といった雰囲気になり、さらに「黒歴史」が増えてしまう結果となる。