コロナ禍で一変した生活様式のなか、終の棲家はどこに定めるべきか。50歳以上の男性300人を対象にした本誌・週刊ポストのアンケートで「夢の移住先」と判明したのは、1位が熱海で、2位が鎌倉。都心からもさほど離れていない人気タウンの魅力を徹底比較する。
「住みたい街ランキング」で鎌倉は必ず上位に顔を出す。今回の調査でも、「歴史的な街で綺麗に整備された町並みとおしゃれな店が魅力」(57歳)など、根強い人気を誇る。
古くは川端康成や志賀直哉などの文豪に愛され、鶴岡八幡宮や建長寺などの寺社仏閣も多く、七里ヶ浜や腰越海岸には観光客のみならず、地元の人々も憩う。行列ができるパン屋など、おしゃれな店が軒を並べ、新鮮な魚介類が手に入る住みやすさが洗練された街として高く評価された。
以下、鎌倉に移住したらきっと通いたくなる地元の名店を紹介しよう。
●本格フランスパンを日本に広めた名店
フランスの巨匠フィリップ・ビゴの元で修業した藤森二郎氏の手がける鎌倉店。一番人気は上部を山形に膨らませた食パン「パンドミーアングレ」(850円)
【住所】鎌倉市雪ノ下4-3-17
【営業時間】7時~18時(売り切れ次第終了)
【定休日】月曜日