最旬女優の一人といえるだろう。東京都内で、主演の連続ドラマ『タリオ 復讐代行の2人』(NHK)のロケ現場にいたのは女優の浜辺美波(20才)だ。遠目で見ても、色の白さと顔の小ささが際立っている。浜辺の向こう側にいる人たちよりも顔が小さく見えるのだから、遠近法さえ吹き飛ばすほどの小顔女優と言えるかもしれない。
ある女性ヘアメイクは「モデルっぽいイメージもある浜辺さんですが、156センチと成人女性の平均的な身長です。それでも、ものすごい小顔なのでスタイルがよく見えるんですよね」と語った。11月6日には、毎年恒例の「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」(オリコン調べ)が発表され、浜辺は第5位にランクインしている。
「実は、最近の若手売れっ子女優たちには、身長が低い子が多いのです」(前出・ヘアメイク)
“なりたい顔”ランキング第4位の橋本環奈(21才)は152センチ、第8位の今田美桜(23才)は157センチ、第9位の広瀬すず(22)も159センチ。今年ブレークした森七菜(19才)も154センチ、『恋はつづくよどこまでも』がヒットした上白石萌音(22才)も152センチ、今月30日からNHK連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインを演じる杉咲花(23才)も153センチと、160センチ未満がズラリと揃うのである。
一世代上の女優でいえば、長澤まさみ(33才)が168センチであるほか、“なりたい顔”2位の新垣結衣(32才)が169センチ、身長172センチの菜々緒(32才)のようなファッションショーのランウェイを華やかに歩くモデル出身の女優も多かった。
「近年のファッション誌には、アイドルが出たり、より一般女性に近いスタイルの小柄なモデルが普通に大勢載るようになって、浮世離れしたスタイルのモデルが減ってきたんです。流行りが変化している背景もあるといえます」(女性スタイリスト)