いま日本中の注目を集める秋篠宮家の長女・眞子さま(29才)の結婚問題。11月13日に眞子さまが「お気持ち文書」を発表し、秋篠宮さまの気持ちとは別に、眞子さまはご結婚へ強く動き出された。「あれほどの文書を出されたのだから、今後は強硬に結婚を進めるのでは」と皇室ジャーナリストは言う。
「秋篠宮さまは一昨年、『納采の儀は行えない』とおっしゃいました。ですが、納采の儀は皇室の伝統的行事に過ぎず、皇室典範で規定された義務ではありません。納采の儀を行わずに結婚することは充分に考えられる」
皇族には戸籍がないため、婚姻届を提出するには、皇族の身分と系統とを登録した「皇統譜」の記載事項を証明した書類を添付する。2018年10月に高円宮家の三女・絢子さんが結婚した際は入念な打ち合わせがあったというが、やろうとすれば眞子さまの“独断”でも充分に可能だ。
《結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です》
その一文は、眞子さまと小室圭さん(29才)の強い希望で挿入されたという。
「内親王という立場の方が書かれた内容としては、前代未聞といえます。なぜこれほどまでに公の立場より、“私たち”を強調された文を入れられたのか。『結婚するつもりです』という一文で充分だったのを、おふたりが共同作業で文書を考え、途中で書き換え、異例の内容になったのでしょう」(宮内庁関係者)
官邸関係者はこう続ける。
「菅首相は立皇嗣の礼が終わり次第、『女性宮家』の創設を目玉に安定的な皇位継承のための議論を本格化させると表明。しかし、おふたりの結婚が確実になったいま、小室さんの子供が天皇になる可能性を国民が受け入れられるでしょうか。女性宮家はこれで、事実上のお蔵入りです」
11月30日、秋篠宮さまは55才の誕生日でどんな「お気持ち」を述べられるのか。
※女性セブン2020年12月10日号