秋篠宮皇嗣が誕生日の会見で、長女である眞子内親王の結婚を容認する考えを示した。婚約内定から3年以上が経ち、ようやく決着に向けて動き出した格好だ。眞子内親王は、学習院女子という中高一貫校からICU(国際基督教大学)に進学し、そこで小室圭さんと出会った。交際、婚約内定、そして小室さん母の金銭トラブル発覚を経ての結婚という一連の経緯に、眞子内親王が「女子校出身」であることが影響しているのではないかと指摘するのが、コラムニスト・漫画家の辛酸なめ子氏だ。自身も女子学院という名門女子校出身で、『女子校礼賛』(中公新書)を上梓したばかりの辛酸氏が、ご結婚問題を女子校という観点から分析する。
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女子校のいいところは、中高の6年間を通じて男子の目を気にせず個性や強さ、友情などを育めることだと思うのですが、一方で弊害もあり、それはなんといっても6年間男子との交流がないことです。
女子校では中学以来、普通の男性を好きになる機会がなかなかなく、ジャニーズや二次元の現実離れしたイケメンにハマる人が多い傾向があると考えています。一方、共学出身者の話を聞いて驚いたのが、クラスにジャニーズ好きがあまりいなかったと言うんです。学校に男子がいるんだからクラスや先輩の男子と近づくことが現実にあるからです。イケメン不足の6年間を過ごす女子校出身とは全然感覚が違うなと思いました。
女子校出身者の場合、そういう中高生活を送るため、大学に入ると分かりやすくイケメンっぽい男性に惹かれる人が多いように思えます。小室さんが本当にイケメンかどうかは別として、「海の王子」と呼ばれていたくらいですから、輝いていたのは間違いありません。しかも、恐らく周りが眞子さまには気を使って距離を置くなか、フランクに話しかけてくれる小室さんは、眞子さまにとって魅力的に映ったのではないでしょうか。女子校出身者の場合、ちょっとでも男子に優しくされると「この人、私のこと好きかも」と思って前のめりになる傾向がありますが、小室さんはそうしたちょっとした優しさを見せるのがうまそうですし。