来年3月末でジャニーズ事務所を退所するTOKIO長瀬智也(42才)にとって、重要な意味を持つ主演ドラマ『俺の家の話』(TBS系・来年1月放送スタート)がクランクインした。撮影現場を出入りする長瀬は、以前とは明らかに変化していた。
「長瀬さんは事務所を退所後、“裏方に回る”とも報じられています。このドラマを最後に俳優・長瀬智也が見られなくなる可能性もあり、集大成のドラマになる。本人はもちろん、ドラマのスタッフたちもかなり気合いが入っているようです」(テレビ局関係者)
脚本はクドカンこと宮藤官九郎(50才)。長瀬とクドカンはこれまでTBSで、『池袋ウエストゲートパーク』(2000年4月)、『タイガー&ドラゴン』(2005年4月)、『うぬぼれ刑事』(2010年7月)でタッグを組み、斬新なシナリオで高視聴率を叩き出してきた。
今回のドラマも放送前から、そのストーリーが話題になっている。
物語を大まかに言えば、プロレスラーが長年疎遠になっていた父親の介護と遺産相続争いに巻き込まれるホームドラマ。だが、そこは長瀬とクドカン。既視感のあるホームドラマにはならないだろう。長瀬は、かつてメジャーなプロレス団体に所属した人気レスラー・ブリザード寿を演じる。彼は役作りのために肉体改造に取り組んできたという。番組関係者が語る。
「とにかく長瀬さんの肉体美を見てほしいですね。先日、リング上で撮影が行われたのですが、筋骨隆々で黒のノースリーブからはパンプアップされた胸筋が浮き出ていました。黒のロングタイツにシルバーのレスリングシューズを履いた下半身もムッチリ。しかもあのロン毛と無精ひげで183センチの長身。見た目はアメリカのWWEのスター、ロマン・レインズそっくりでした」
クドカンも長瀬のストイックな肉体づくりには感銘を受けているという。長瀬が取り組んでいたのは筋トレだけではない。