オーディション番組から人気に火がつき、『紅白歌合戦』(NHK)への出場も決定したアイドルグループの「NiziU(ニジュー)」。12月2日に発売されたデビューシングル「Step and a step」が、14日付のオリコン週間ランキングで初登場1位に登場(集計期間11月30日~12月6日)。プレデビューから大きな注目を集めていたこともあり、同シングルは初週売上枚数31万枚という記録となった。
これを受けてメンバーのMAKOは、「感謝の気持ちと、うれしい気持ちでいっぱいです。/自分を信じてNiziUらしく大きく成長していきたいと思います。これからも皆さんの励みになれるよう日々努力していきます」とコメントしている。
とはいえこの記録に対して「そこまで凄いことなのだろうか?」と疑問を抱く人たちもいるようだ。NiziUと同じく2020年にデビューしたジャニーズグループ「Snow Man」と「SixTONES」のファンたちだ。Snow Manを応援しているという女性・Aさん(20代)が語る。
「Snow Manは今年、1月22日にSixTONESとの合同デビューシングル『Imitation Rain / D.D.』を発売し、初週でミリオンの大記録を達成しました。発売初日の時点で約77万枚を売り上げたので、今回のNiziUの31万枚という数字は正直『え、こんなに少ないの?』という印象でした。
実際に、Snow Manはセカンドシングルの『KISSIN’ MY LIPS/Stories』も、1か月ほどでミリオンを達成しています。世間ではNiziUが社会現象として取り上げられることも多いですが、実際に数字だけ見ると、コアなファンは少ないのかもしれないと感じました」(Aさん)
ジャニーズジュニア時代からのSixTONESファンの女性・Bさん(30代)は次のように語る。
「NiziUとスノストを単純に比較することはできないとは思います。というのも、ジャニーズはフィジカルCDしか出していないので、CDを買うことでしかファンは貢献できないからです。サブスク(音楽定額配信サービス)を解禁していれば、ミリオンが達成できなかったかもしれません。