この縦読みは、限られた人にだけ伝えられる手法として、今やSNSユーザーの間ではよく知られているもの。
目ざといネットユーザーが指摘すると、一気に不倫疑惑が拡散。彼女の周りの“たかし”に、疑いの目が向けられた。
「最初に怪しまれたのが、木下さんを長年担当している美容師の『たかし』でした。さらに、娘と顔が似ているという理由からスタイリストの『たかし』、ヒップホップグループの『たかし』など、木下さんと交流のあるすべての『たかし』がやり玉に挙げられたのです。
その当時は特定されなかったのですが、今年の1月14日頃、“新説”として乾選手の名前が挙がった。なぜかSNSのママ友コミュニティーサイトに、『本当のお相手は乾貴士です』との投稿があったのです」(芸能記者)
これまで出てきた「たかし」の中でも最もメジャーな名前だったため、ネットユーザーたちも当初は半信半疑だった。しかし、次々とネット上に“証拠”とされる情報がもたらされていったのである。
◆“鬼女”たちが持つ探偵も驚く特定力
すぐに発見されたのが、乾選手の“縦読み”だった。木下の“ラブレター”より約1年前の一昨年8月5日、乾選手がインスタグラムに投稿した文章を、木下と同じく最初の文字を縦読みすると、《ゆきなだいすき》との一文が浮かび上がる。
ここから“ネット探偵”の追及は加速する。『ダウンタウンなう』(2018年7月20日放送・フジテレビ系)にゲスト出演していた乾選手が、好きな女性のタイプについて「おれ、ギャルが好きなんですよ。ユッキーナとか好きです」と発言していたことが発掘される。
ユッキーナとは木下の愛称だが、この発言以来、2人がインスタで相互フォローするようになり、「いいね」などのやり取りをしていることも指摘された。さらに1年後には、『VS嵐』(2019年8月15日放送・フジテレビ系)で2人は共演。乾選手が木下の大ファンと告白すると、木下がまんざらでもない笑顔を見せていた。
乾選手も既婚者で2人の子を持つ父親だったため、W不倫というキーワードも飛び交った。
「こうした情報が次々とネット上に提示されたことで、ネットユーザーたちは“たかしは乾貴士で決定”、“離婚の原因は乾選手だったのでは?”などと盛り上がりました。さらに、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が、ツイッターでこの疑惑に触れたことで、彼も炎上。“噂話を拡散した”と非難され、それに応戦するも泥仕合になるという“二次被害”まで生まれました」(前出・芸能記者)