4年ぶり2度目の不倫が報じられた元衆議院議員の宮崎謙介(39才)。不倫が報じられると、翌日のスポーツ紙の一面を飾り、ワイドショーでも連日、大きく報じられた。それが今では騒動がほぼ沈静化したどころか、バラエティー番組にも相次いで出演している。
4年前の不倫騒動では、妻の出産日に不倫が発覚し、“ゲス不倫”とありがたくない名をちょうだいした宮崎。2度目の不倫の相手は30代の独身女性だった。『文春オンライン』の報道によれば、宮崎は女性と1500回を超えるメッセージをやりとりし、ホテルに誘って「行き過ぎたコミュニケーション」(宮崎)を行ったとのこと。それでも、MCを務める『バラいろダンディ』(TOKYO MX)のレギュラーは降ろされず、最近では関西のバラエティー番組に出演して、不倫ネタで芸人らからイジられている。タレントとしては、ダメージがほとんどないのだ。ネットニュース編集者はいう。
「宮崎の不倫は、絶妙のタイミングだったとしか言いようがありません。今年の芸能界最大級のニュースといえばアンジャッシュ渡部健の不倫。その会見が行われたのは、宮崎の不倫報道のちょうど1週間後です。それから連日、ワイドショーもネットも渡部ネタ一色となり、宮崎の不倫報道はどこかにいってしまった。
正直、渡部の不倫に比べれば、宮崎の今回の不倫報道の内容はたいしたことない、と考えた人も多かったでしょう。宮崎の『マッサージしただけ』という言い訳は、本来ならネットで散々ツッコまれそうなネタでしたが、渡部の会見が大荒れになったことで、全て吹っ飛んでしまいました」
宮崎は活動自粛するどころか12月4日にブログを再開。これも、渡部の会見翌日だったことで注目されず、批判的な声はほとんど上がらなかった。
それに加えて、妻の金子恵美(42才)の存在も大きかった。金子は夫とともに『サンデー・ジャポン』(TBS)に”懺悔出演”し、夫を許す旨の発言をしているベテラン芸能記者の石田春男氏は、こう分析する。
「2017年に妻の藤吉久美子の不倫が報じられた太川陽介は、笑顔で会見に臨み、『ウチのバカモンが軽率な行動を』『カミさんだもん。ぼくは信じる』と述べたため、騒動はあっという間に収束しました。また、夫の中村橋之助の不倫が報じられた三田寛子も、微笑みを浮かべつつ『まだまだ主人も私も至らない点が多々ございまして……』と、述べたため、これもすぐに鎮火しています。
今回の騒動で、妻の金子は“不倫された側”であるにも関わらず『お騒がせして申し訳ありません』と、述べました。これについてネットには『何で被害者の妻が謝るのか?』といった意見も上がりましたが、宮崎が芸能活動を自粛せずに済んでいるのは、世の中が『妻が許しているなら、外野がガタガタ言う筋合いはない』と、判断したということでしょう」(石田氏)