現在、巷では第4次韓流ブームの真っ最中だが、韓流ドラマには「どっかで見たことあるような……」という“韓流ドラマあるある”が非常に多いという。韓国ドラマの大ファンのお笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜が、“韓流ドラマあるある”を語る。
想像を超えるぶっ飛んだ設定
「主人公が人魚に恋をしたり(『青い海の伝説』)、女子高生と鬼の恋愛を描いたり(『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』)、別の惑星から来たり。とにかくぶっ飛んだ設定が多く、別世界の話として楽しめる。足かせがあるほど『この先2人はどうなるの?』とドキドキして、どんどん“沼”にハマります」(橋本・以下同)
カップルの出会いは大抵最悪
ラブコメディー作品が多いのも韓国ドラマの特徴の1つ。
「でも、カップルには法則があって、大抵の出会いは最悪です。初対面で、けんかをするようなシチュエーションやハプニングが起こり、お互いの第一印象も悪いのがお決まり。そこから、いいところを見つけて惹かれ合っていくんです。
ぼくが最も好きな『私の名前はキム・サムスン』がそう。この作品はヒョンビンの出世作ですが、ヒロインが号泣しているトイレでヒョンビン扮する御曹司と出会う。そのヒロインの格好がまた最悪で……。そんな2人の惹かれ合う姿にキュンキュンします」
『愛の不時着』では、パラグライダー事故で、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢のユン・セリ(ソン・イェジン、38才)に銃を構える北朝鮮兵士のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン、38才)。
「この2人は死と隣り合わせの状況で出会う。この設定もなかなかのぶっとびでした」