10代前半からモデルで活躍した剛力彩芽も、今や28歳。すっかり大人の女性になった彼女が、カメラの前に立った。妖艶で可憐な姿を見せた剛力彩芽が撮影、さらに2021年について語る。
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私、晴れ女なんです(笑い)。天気予報は曇りのち雨だったのに、太陽が顔を出してくれました。グラビアロケは4年ぶりだったけど、大人になった姿を自然に出せたかな。グラビアはカメラマンさんとの対話、ドラマは相手の役者さんとのお芝居だけど、作品を見てくれる人に伝えたいという気持ちは一緒です。
でも、お客さんが一方向から「引きの絵」しか見られない舞台は伝え方が大きく違う。出演中の『No.9 -不滅の旋律-』でも、広い舞台でお客さんに感情をどう伝えるか、難しいけど楽しんでやっています。
2020年夏に独立して会社を設立し、肩書きは一応「社長」です(笑い)。自分で把握しなきゃいけないことが増えて頭がこんがらがっちゃうけど、仕事の現場に親の付き添いがなくなった15歳の頃の初心を思い出しました。
昔は27歳までに結婚して子どもをほしいと思っていたけど、28歳になってみると、大切な人と過ごす時間を充実させるよりも、芸能の仕事を充実させたいと思うようになりました。私自身も、周りの人もワクワクしてもらえる30代を目指します!
【プロフィール】
剛力彩芽(ごうりき・あやめ)/1992年8月27日生まれ、神奈川県出身。2008年から『Seventeen』専属モデルとして活動を開始し、2011年のドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』で本格的に女優デビュー。その後、ドラマや映画を中心に活躍。2020年8月末に前所属事務所を退社し、個人事務所「株式会社ショートカット」を設立。2021年1月7日まで舞台『No.9-不滅の旋律-』(東京・TBS赤坂ACTシアター)でベートーヴェンを秘書として支えるマリア・シュタイン役を演じる。
■撮影/丸谷嘉長
※週刊ポスト2021年1月1・8日号