コロナに始まり、異例づくしとなった2020年。この1年を振り返るべく、女性セブン読者610人にアンケートを実施した。あなたの意見に近いのはどれ?
まずは、【Q1】「あなたは今、現在の生活に満足していますか?」という質問から。これに「満足している」と答えたのが44人、「まあまあ満足している」が203人、「どちらともいえない」が141人、「あまり満足していない」が143人、「満足していない」が79人だった。
「満足している」と「まあまあ満足している」を合わせると247人で、全体の40.5%となる。さまざまな困難が多かったコロナ禍だが、意外と満足している人も多いようだ。
つづいて、【Q2】「Q1でそう答えた理由を教えてください」と質問したところ、以下のような回答があった。
●満足している・まあまあ満足している
・健康で仕事ができているので(56才・女性)。
・時間に余裕ができて、いままでできていなかったことが家族にできたから(57才・女性)。
●どちらともいえない
・上を見ても下を見てもきりがない(46才・女性)。
・コロナ禍でいいことも相殺されてプラマイゼロ(59才・男性)。
●あまり満足していない・満足していない
・陽気だった妻がコロナ給付金の電話オペレーターの職に就いたら、どう見てもうつになった(50才・男性)。
新型コロナウイルス感染防止のための自粛期間によって、自由な時間ができたことで、充実したという人もいるようだ。
【Q3】「2020年を振り返って、この一年はどんな年でしたか?」という質問を投げかけた。すると、「良かった」が29人、「まあまあ良かった」92人、「例年同様」74人、「あまり良くなかった241人、「良くなかった」174人という結果に。
さらに【Q4】「Q.3で『良かった』「『まあまあ良かった』と答えた理由は何ですか?」(複数回答可)と質問をしたところ、
・個人的に不幸な出来事がないから(93人)
・コロナ禍の煩わしさ以上に、楽しい、幸せなことがあったから(69人)
・コロナ禍は、別につらく苦しいことではなかったから(40人)
・そもそも幸・不幸を考えないようにしているから(17人)
・コロナ含め、世間のニュースに興味がないから(9人)
・その他(24人)
という結果となった。また、具体的な声は以下の通り。
・2020年は観光客がほとんどいなくなり、電車に乗りやすくなった(50才・女性)
・歯科医なので自粛など関係なかった。素敵な彼がいたことも大きい(42才・女性)
・88才まで生きられていることに感謝しているから(88才・女性)
・夫が定年まで大過なく過ごしてくれ、その後も自宅の修理などよく動いてくれる(62才・女性)
・コロナにかからなかった(66才・女性)
・孫たちの様子がスマホ動画で送られてくるのが楽しい(73才・女性)
コロナ禍を吹き飛ばすくらいに楽しいことがあった人も少なくないようだ。