俳優の東山紀之(54)が10年ぶりに主演を務めるコメディ映画『おとなの事情 スマホをのぞいたら』が注目を集めている。誰もが認める“二枚目俳優”は、本作で喜劇役者としてどのような魅力を発揮しているのだろうか。
1月8日から公開される『おとなの事情 スマホをのぞいたら』は、2016年にイタリアで公開されたコメディ映画をリメイクした作品で、東山は塾講師で“モテない独身男”の小山三平役を演じる。3組の夫婦と一緒に開催したパーティで、スマホを巡ってお互いの秘密を探り合う、コミカルでスリリングな物語だ。
東山はこれまでも、主演を務めたテレビドラマ『喰いタン』シリーズ(日本テレビ系)や、2014年公開の映画『トリック劇場版 ラストステージ』などで、観客をクスリと笑わせる演技を披露してきている。ジャニーズ事務所に所属し、アイドルグループ・少年隊として活躍してきた二枚目俳優が、間が抜けた登場人物になりきってしまうのだから凄い。
新作映画ではどんな演技を見せてくれるのだろうか。同作をいち早く鑑賞した映画ライターのSYO氏が語る。
「『おとなの事情 スマホをのぞいたら』をひと足先に拝見しましたが、東山紀之さんの存在がとても効いていました。
イタリアのコメディ映画をリメイクした本作は、友人関係の3組の夫婦と、東山さん演じる独身男性の計7人が宴会中に『スマホに届くメールと電話のすべてを全員に公開する』というゲームを始めたことから、それぞれの秘密が暴かれ、とんでもないことになっていく物語。各々が抱える秘密というのがまぁ相当ヤバめで、隠そうと躍起になる姿が描かれます」(SYO氏)