ライフ

フードトレーナーが提案 血液型で摂るべき食べ物は変わる?

血液型ごとに相応しい栄養摂取が微妙に異なる(写真/GettyImages)

血液型ごとに相応しい栄養摂取が微妙に異なる(写真/GettyImages)

 体質と医学の世界は日進月歩。細かく分類して体質を考える時代になってきているという。

 たとえば“人種の坩堝”と称されるアメリカでは、人種や民族ごとになりやすい病気があるため、病院で受診する際には、患者がどのような民族の血を引いているのかを自ら記入するよう求められる。最近では、さらにその先をいく細やかな医療体制が取られるようになっている。米国ボストン在住の内科医・大西睦子さんはこう言う。

「現在、米国では遺伝的要素に加え、生育環境や年齢、食事、ライフスタイルなどを総合的に考えて医療を施すのがスタンダードになりつつある。人種や民族によるグループより、個人の遺伝子構成を理解することで、より有効性と安全性を備えた治療ができる可能性があるからです」(大西さん)

 もはや個々人ごとに医療もカスタマイズされる時代になっているのだ。

 アメリカの事情に驚くばかりだが、実は日本でも「遺伝子」や、持って生まれた「血液型」ごとに食品の適性があることがわかり、研究も進んでいるという。

 アスリートや芸能人の食事管理をサポートするフードトレーナーの三戸真理子さんは、血液型別に摂るべき食べ物、控えるべき食べ物があり、それを提案に活用していると話す。

「たとえばO型は最も古く、狩猟時代から存在。肉からカルシウムを吸収する消化酵素を持つのが特徴です。A型は逆に肉が苦手で、野菜や穀物が得意です。B型は肉類も乳製品も得意な半面、穀物が苦手な傾向。最も新しい血液型であるAB型は食材全般が得意だけれど、一度の食事で多くの量は食べられない。こういった特徴があるのです」

 実際、三戸さんが血液型や各々の遺伝情報、体質に合わせた食事を提案し、サポートした結果、多くのアスリートや芸能人が成功に導かれて行った。

関連記事

トピックス

2日間連続で同じブランドのイヤリングをお召しに(2025年5月20日・21日、撮影/JMPA)
《“完売”の人気ぶり》佳子さまが2日連続で着用された「5000円以下」美濃焼イヤリング  “眞子さんのセットアップ”と色を合わせる絶妙コーデも
NEWSポストセブン
石川県を訪問された愛子さま(2025年5月18日、時事通信フォト)
「バッグのファスナーをすべて開けて検査」愛子さま“つきまとい騒動”で能登訪問に漂っていた“緊張感”
NEWSポストセブン
逮捕された不動産投資会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛容疑者
《無理やり口に…》レーサム元会長が開いた“薬物性接待パーティー”の中身、参加した国立女子大生への報酬は破格の「1日300万円」【違法薬物事件で逮捕】
週刊ポスト
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さんが第1子出産》小室圭さんが母・佳代さんから受け継ぐ“おふくろの味”は「マッシュポテト」 関係者が明かす“佳代さんの意外な料理歴”とは
NEWSポストセブン
群馬県草津町の黒岩信忠町長、町長からわいせつ被害を受けたという嘘の告訴をした元町議の新井祥子被告
「ずるずるずるずる、嘘を重ねてしまいました」…草津町長への“性被害でっち上げ” 元女性町議が裁判で語った“発言がどんどん変わった理由
NEWSポストセブン
打順もポジションも固定できずにいる(阿部慎之助監督)
巨人OB・広岡達朗氏、岡本和真の故障離脱は「アクシデントではなく阿部監督による人災です」 守備を固定できず失策数はリーグワーストに
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん明かす「バレーボール愛」と秘かに掲げていた「今年の目標」
NEWSポストセブン
西内まりやがSNSで芸能界引退を発表した(Aflo)
《電撃引退の真相》西内まりや、金銭トラブルの姉と“絶縁”していた…戸籍を抜き、母親とも別居に至った「深刻な事情」
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《RYOKI・三山凌輝が活動休止》結婚予定の趣里、父・水谷豊は“何があっても様々な選択ができるよう”新会社設立の親心
NEWSポストセブン
6月は“毎年絶好調”というデータも(時事通信フォト)
《ホームラン量産モードの大谷翔平》6月は“毎年絶好調”で「月間20本塁打」もあるか? 見えてくる「年間60本塁打」昨季を超える異次元記録
週刊ポスト
秋篠宮と眞子さん夫妻の距離感は(左・宮内庁提供、右・女性セブン)
「悠仁さまの成年式延期」は出産控えた姉・眞子さんへの配慮だった可能性「9月開催で眞子さんの“初里帰り”&秋篠宮ご夫妻と“初孫”の対面実現も」
NEWSポストセブン
性的パーティーを主催していたと見られるコムズ被告(Getty Images)
《フリーク・オフ衝撃の実態》「全身常にピカピカに」コムズ被告が女性に命じた“5分おきの全身ベビーオイル塗り直し”、性的人身売買裁判の行方は
NEWSポストセブン