電撃発表の裏には、彼女なりの計算があったようだ。2020年12月22日、前田敦子(29才)が所属事務所からの独立を発表した。
「かんたんに言えば不満があったんですよ。彼女は“女優として名を残したい”という思いが強い。事務所に対しては“国内での仕事をセーブしながら、海外で活躍する女優になります”と宣言したようです。また、“SNSをもっと活用したかったの!”と情報発信についての不満も漏らしたとか」(芸能関係者)
独立前、同じ事務所所属だったAKB48時代の後輩、指原莉乃(28才)の存在もその一因かもしれない。
「指原さんは冠番組を含む5本のレギュラーを持ち、MCとしての評価も高い。インスタグラムのフォロワーは約120万人で、80万人の前田さんは水をあけられています。バラエティーと女優で活動の場は違いますが、身近な存在である指原さんの成功に少なからず焦りを感じていたのでは」(テレビ局関係者)
前田は独立に際して、ある人物に勝機を見出した。
「フリーで活躍する満島ひかりさん(35才)の窓口になっているAさんに、サポートをお願いしたそうです」
とは、前出の芸能関係者。満島はアイドルグループ『Folder5』から女優に転身し、2018年3月に所属事務所から独立した。前田は自分と似たキャリアを邁進する満島を手本にしたのだろう。
「満島さんの独立後は、“干された”と囁かれましたが、実際にはこだわって仕事を選んでいただけだそう。自らの道を貫きながらも、活躍を続ける満島さんに前田さんが憧れたようです」(前出・芸能関係者)