オンライン診療が普及、拡大中
新型コロナの感染拡大は、診療スタイルに大きな変化をもたらしている。
慶應義塾大学病院(東京・新宿区)では、2020年6月から産科外来において、遠隔妊婦健診を開始した。これにより母体と胎児を感染から守るため、他人との接触リスクがまったくない自宅で、病院での対面診察に近い形をとることができるようになった。それが、経済的・精神的・身体的な負担軽減につながった。
オンライン上で診察予約、問診、診察、処方、会計までを行うシステムは、すきま時間に医療を受けられるため、今後も高齢者や外出が難しい人、育児や介護で手が離せない人などに広がっていくだろう。
※女性セブン2021年1月21日号