芸能

2021年エンタメ予測“ポスト寅さん”となる『名探偵コナン』

延期となっていたファン待望のアニメ映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』は4月16日に公開決定(C)青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

延期となっていたファン待望のアニメ映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』は4月16日に公開決定(C)青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により、エンタメ界は大きなダメージを受けた。そんな1年を経て、2021年のエンタメ界はどう変わっていくのだろうか──。

 映画はコロナの影響で公開延期になった作品を含め、劇場公開予定がびっしり。トレンドウオッチャー・くどうみやこさんはこう言う。
 
「なかでも注目は『名探偵コナン 緋色の弾丸』『トップガン マーヴェリック』『ジャングル・クルーズ』です」

 さらにこう続ける。

「『コナン』は24作目なのですが、アニメ映画界の寅さん的存在になっている。『トップガン』は1986年の第1作で訓練生だった主人公が、今回は教官となっている。青春時代に見た人には必見です。そして、『ジャングル・クルーズ』は人気アトラクションの実写版。大ヒットの可能性が高い」(くどうさん)

 エンタメ批評家の阪清和さんも「映画界は大作が大渋滞状態」と言う。エンタメ批評家の阪清和さんも注目映画をこう語る。

「その中で、ぼくが注目するのは、『るろうに剣心』と『シン・ウルトラマン』。それに、故三浦春馬さんの出演作の『ブレイブ-群青戦記-』やNHKでドラマ化された『太陽の子』の映画版も話題を呼びそうです」(阪さん・以下同)

 動画配信サービスの勢いも止まらないと阪さんは言う。

「コロナ禍で契約数が激増したNetflixなどの動画配信サービスは、潤沢な資金を活用してオリジナル作品の制作に積極的で、いまや一大勢力です。たとえば、アカデミー賞にノミネートされた『アイリッシュマン』のほか、『ストレンジャー・シングス』や『全裸監督』も成功例です」

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン