鈴木保奈美(54才)は飛行機の窓の外に広がる景色を見ながら、自らの肩書を忘れ、見知らぬ土地のことを夢想するのが好きだという。芸歴25年のベテラン女優であり、とんねるずの石橋貴明(59才)との間に生まれた3人の娘の母として21年。新型コロナウイルスの影響で雲の上での現実逃避ができないいま、人知れず大きな決断をしたという──。
「実は、鈴木さんが昨年9月、マンションを購入したんですよ」(芸能関係者)
“新居”は、トレンディードラマで名を馳せた鈴木らしい、誰もがうらやむ都内の超一等地に建っている。それは鈴木が出演するドラマに若者がかじりついていた頃に建った、瀟洒なビンテージマンションだ。
「都内でも随一の資産価値を誇る不動産が多いエリアで、5年ほど前から価格が急上昇。鈴木さんが購入されたのは、総合的に考えて、3億円は超えるでしょう。これから年月が経っても、価値はそれほど下がらないでしょうね」(不動産関係者)
将来有望な資産に目を付けるとは芸能界で培った目利きがあってのものだろう。さらに驚くべきことがあると言うのは、前出の芸能関係者。
「それほど高額な物件を現金一括で購入したらしいんです。ドラマや映画だけでなく、バラエティー番組にも出演して“再ブレーク”中の彼女には、金銭的な問題はあまりないかもしれません。そもそも鈴木さんが所属しているのは、石橋さんの個人事務所ですしね。ただ、マンションを鈴木さんの個人名義で購入している点がいろいろな憶測を呼んでいるんですよ」
確かにここ数年、鈴木と石橋には“不仲説”が幾度となく取りざたされてきた。
「石橋さんは束縛が強いタイプで、2011年に保奈美さんが女優に本格復帰する際には、“撮影が長引いても必ず自宅に帰る”“夕方には必ず連絡を入れる”という条件を出した、と報じられています。保奈美さんは、勘を取り戻すためにも女優業に打ち込みたいのに、石橋さんから仕事の制限をされて、周囲に不満を漏らしていたとか。夫にアレコレ言われて、ウンザリというのが、彼女が長年持っていた正直な気持ちなのかもしれません」(ドラマ関係者)
さらに、その“不仲説”に拍車をかけたのが2018年に鈴木が出演したドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)だ。このドラマで、鈴木は『東京ラブストーリー』以来、27年ぶりに織田裕二(53才)と共演している。前出の芸能関係者が語る。
「この共演が、石橋さんにとっては面白くなかったのでしょう。ドラマの制作発表会で、鈴木さんが“当時は織田裕二っていう人をちゃんと見てなかった。今回はじっくり見てやろうと思っています”と言えば、織田さんも違う場で、“知的だしキュートだし、27年前と全然変わっていない”“やっぱりステキな女性”と褒めちぎる。石橋さんの嫉妬心が強まらないか、周囲はヒヤヒヤだったようです」