再び発令された緊急事態宣言は、皇室イベントにも影響を及ぼしている。新年一般参賀中止に続き、1月15日に予定されていた宮中行事「歌会始の儀」も延期となった。
例年、1月中旬に皇居で催される歌会始では、天皇・皇后をはじめ皇族方が自作の和歌を披露する。特に今回は、小室圭氏との結婚問題の渦中にある 子内親王がどのような心情を詠むかが注目されていた。宮内庁担当記者が言う。
「『望』がお題だった昨年の歌会始では〈望月に月の兎が棲まふかと思ふ心を持ちつぎゆかな〉という眞子さまの歌が宮内庁関係者をざわめかせた。
2017年9月の婚約内定会見で、小室さんは眞子さまを『月のように静かに見守ってくださる存在』と表現していた。眞子さまにとって、『月』は小室さんとの絆を表わす特別な言葉でしょう。その『月』が歌に2度も出てきたことで“小室さんへの愛を綴っている”と受け取られたのです。
今回の歌会始のお題は『実』。皇嗣殿下が先の誕生日会見で結婚を容認したとはいえ、小室さんの母・佳代さんと元婚約者の金銭問題などの影響で世論の逆風はいまも強い。そんな中、何らかの意味深なメッセージが飛び出すのではないかと皇室記者たちは身構えていた」
眞子内親王はどんな歌を詠むつもりだったのか。
「皇族方の歌の提出期限は12月上旬頃とされています。歌会始のおよそ5日前には記者に内容が伝えられるが、今回は早い段階で延期が決まったので、それもありませんでした。
今のところ歌を知りうるのは、和歌の添削を担当する『御用掛』と呼ばれる歌人と、担当の宮内庁式部職、宮内庁長官などごくわずか。皇族方も歌会始の当日に初めて知ることになるようです。秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方も、眞子さまがどのような内容を詠まれたか、気にされているのではないか」(同前)