日本中を熱狂のうずに包んだ2019年のラグビーワールドカップ。我々を夢中にさせた桜の戦士たちは、いま、どうしているのか。複数のチームで関係者が新型コロナウイルス検査の陽性判定を受けたため開幕が延期となったラグビートップリーグだが、そこで活躍が期待される選手たちについて、元日本代表で解説者の大西将太郎氏に聞いた。(カギカッコ内の発言は大西氏)
●桜ジャージを脱いでも“笑わない男”
稲垣啓太(30)
パナソニックワイルドナイツ PR
「ケガも少なく、ワークレートも高い鉄板の選手。33歳で迎える次のW杯でも柱となるべき存在」。昨年6月には元ミス日本グランプリ美女との交際が報じられ、公私ともに順調のようだ。
●世界に負けない“強いスクラム”を支えた
堀江翔太(34)
パナソニックワイルドナイツ HO
「一緒にプレーした経験がありますが、代えが利かない選手。個人的に日本代表のMVPに推したい」。トレードマークのドレッドヘアは、愛妻から薦められて始めた。
●主将の重責から解き放たれた
リーチマイケル(32)
東芝ブレイブルーパス FL/No.8
「ケガを治して万全の状態で臨む。代表主将の重圧から解き放たれ、プレーに集中できる環境でのラグビーに注目」。19年12月、母校・札幌山の手高にリーチマイケル像が寄贈された。