昨年12月中旬の都内のラジオ局から、仕事を終えて出てきたのは、男女混合4人組バンドのSEKAI NO OWARI(通称・セカオワ)の面々。4人そろって、黒塗りの超高級車ロールスロイスに乗って帰宅した。
ある音楽ディレクターは「20代のころはメンバー全員で一軒家を借りて共同生活をしていた彼らも、今では個々の活動やプライベートが確立されていますよ」と明かす。ボーカリストのFukase(35才)は、6月に公開予定の俳優・菅田将暉(27才)の主演映画『キャラクター』で、凶悪な連続殺人犯役として俳優デビューを果たす。
ピアノ担当の紅一点、Saori(34才)は、4年前に俳優の池田大(34才)と結婚し、3年前に第一子を出産。小説家としても、処女作『ふたご』で直木三十五賞候補に挙がったほどの才能を発揮している。リーダーNakajin(35才)も妻子持ちだ。
そんな中、一目見るだけでセカオワと世間に認知させられる、ビジュアル面での役割が最も強いのは、ピエロのマスクをかぶるDJ LOVE(35才)である。前出の音楽ディレクターは「たしかに周囲にファンもいない、こんな仕事終わりのオフシーンでも、4人でいる際にはマスクをかぶったままということは、よくありますよ」と、笑いながら明かした。基本的には、仕事の移動中もマスクは外さないという。
そんなDJ LOVEも、2018年9月20日には、アイドルグループ「風男塾」の元メンバーで、女子プロレスラーとしても活躍した浦えりか(34才)と結婚して、長男を授かっている。
「マスクの裏の素顔は、セカオワの独特な世界観の音楽をクリエートする天才」(前出・音楽ディレクター)。しかも、メンバー全員が「怒ったところを一度も見たことがない」というほどに、大らかな性格で知られる。