新垣結衣(32才)が、来年放送のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演濃厚であることがわかった。
「主演の小栗旬さん(38才)とは、2009年のドラマ『スマイル』以来13年ぶりの共演。当時は深く絡まなかったので、これが本格的な初共演といえます。しかも、脚本家は新垣さんが好きな三谷幸喜さん(59才)。最近の彼女は主演作に限らず、『自分が出たい作品に出る』というスタンスのようです」(テレビ局関係者)
この情報に年明けから各テレビ局がザワついている。昨年末、週刊文春(2020年12月31日・1月7日合併号)が《新垣結衣3年ぶり主演ドラマをTBS『とったどー』》という見出しで、TBSのドラマ出演を報じた。
4年前の同局での大ヒット主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』と同じ火曜22時の枠で、今年の10月クールに出演予定だといい、「スタッフは“逃げ恥チーム”が再集結して、ベストセラー『妻のトリセツ』を基にした企画」と詳細に報じられた。ところが、実際の状況は違うという。あるTBS関係者が明かす。
「新垣さんサイドに内々にオファーはしていたようですが、最終的に色よい返事はもらえなかった。現時点では今秋の主演作は“ない”といえます」
TBSテレビ広報部は「制作過程については、従来お答えしておりません」と回答した。
ライバル局も肩を落とす。
「TBSの主演ドラマが消えたという情報が流れた直後、新垣さんと懇意のスタッフがいる日本テレビがすぐさまオファーを出したそうです。でも、出演は成立しなかった。そんな中で、“大河ドラマ出演内定”の情報が流れ、両局の関係者が苦笑いしているとか」(広告代理店関係者)
もともとインドア派を公言している新垣は、10代の頃から最前線で走り続けてきたこともあり、2年前の2018年10月クールの『獣になれない私たち』(日本テレビ系)に主演した際に、「しばらくドラマ出演はマイペースでゆっくりやりたい」と希望していたともいわれていた。