強い逆風の中、眞子内親王との結婚を目指す小室圭氏に一筋の光明、なのか。ここにきて、宮内庁内で小室氏を見直す声が出ているというのだ。“転機”となったのは1月上旬、米国の法律専門誌『NY Business Law Journal』に掲載された小室氏の論文が、ニューヨーク州弁護士会の主催するコンペで準優勝したと発表されたことだった。
論文のテーマは「クラウドファンディングが直面する課題の解決方法」。準優勝の賞金は1500ドル(約15万5000円)。過去の受賞者には米国トップクラスの大手法律事務所に就職した者もいるという。宮内庁担当記者が言う。
「小室さんは今夏の弁護士試験を受けるためニューヨークへ留学していますが、宮内庁内には“本当に弁護士になれるレベルの学力なのか”“きちんと勉強をこなしているのか”と疑念の声があった。
しかし今回、小室さんがニューヨークの弁護士たちが実施するコンペで受賞したことで“優秀じゃないか”“弁護士として十分独り立ちできるのでは”と驚かれているのです。説明会見で国民を納得させるのはなかなか難しいが、弁護士として十分な収入が得られることがわかれば批判も和らぐのではないかとの期待がある」
女性皇族が結婚で皇籍離脱する際には、『一時金』が支払われる。前例に倣えば眞子内親王の場合、約1億4000万円の見込みだ。そのため「安定収入のない小室さんに税金から1億を超えるカネをもって嫁入りするのはどうなのか」という声が絶えなかった。
しかし、小室氏に“敏腕弁護士”への道が拓けてきたとすれば話は変わってくるかもしれない。信州大学特任准教授で、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由氏が言う。
「このコンペ自体に破格の権威はありませんが、受賞はやる気や能力を示すアピール材料になるでしょう。論文のテーマ選びからも企業法務に興味と知識を持っていることが分かります。
ニューヨークで企業法務を担当する弁護士は高い収入が見込め、トップクラスの法律事務所なら新人でも2000万円くらい払うところがある。しっかりキャリアを積んで事務所の共同経営者になれば平均年収は3000万円くらい。成果によっては年収1億円超も夢ではありません」