ファンとの訴訟問題が明らかになったファーストサマーウイカ(30才)は、渦中とは思えないほどの明るい表情を見せていた。1月末の深夜ラジオの収録を終えたウイカは、黄色のネックセーターに黄色のチェックのパンツと、なかなか一般人では着こなせない鮮やかなファッションに、オレンジ色の巻き髪で登場した。
早朝5時ごろにもかかわらず、元気いっぱいにスタッフたちにあいさつをして、タクシーに乗って帰っていった。
あるバラエティー番組制作関係者は「2019年の下半期ごろから、歯に衣着せぬ“大阪の元ヤンキー”テイストのコメントなどが評判を生んで、瞬く間に『次世代バラエティークイーン』と呼ばれるようになりました。翌20年も『ワイドナショー』などの常連コメンテーターとなり、各バラエティー番組でも引っ張りだこの1年でした」と話す。
そして年が明けた今年2021年も、ますます絶好調だ。まずは、NHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』には、昭和初期の人気女優役として、初出演。さらに、2月22日には、大手レコード会社ユニバーサルミュージックからのソロデビューも決まった。あるレコード会社関係者は「もともとBiSやBILLIE IDLE(R)のアイドルだったウイカさんですから、歌唱力は折り紙付き。シンガーソングライター阿部真央が作詞作曲をした『カメレオン』。いきなりの勝負曲です」と説明した。
ウイカ本人も「夢の1つでもあったソロデビュー、その喜びと感謝の気持ちを原動力に、アーティストとしても様々な挑戦をしていきたいと思います」と力が入っている。
一方で、冒頭でも触れたとおり、ファンとのトラブルも抱えている。ウイカが以前所属していたアイドルグループBILLIE IDLE(R)時代のファンだった女性から、慰謝料100万円を求められ訴訟を起こされていたのである。騒動の発端は、原告女性を名乗るTwitterアカウントが、ウイカの誹謗中傷を書き込んだことだ。ウイカはSNSでこの原告女性の関与を匂わせた発言をし、撮影会などでも敵視するように。原告女性は関与を否定し、ウイカに対して慰謝料を請求したというもの。
「ウイカ側は裁判で争う姿勢を示しています。しかし、SNSで一般人を攻撃するような態度は勇み足でした。歯に衣着せぬ物言いが彼女の魅力でもありますが、今回はもっと上手な対応があったと思われますね」(芸能関係者)