コロナ禍やYouTubeの浸透など、さまざまな環境の変化が音楽の世界に起きているが、そんな中でヒットを生み出しているミュージシャンがいる。そんな“今旬”で、さまざまな方面から引っ張りだこなミュージシャンたちは、どんな私服姿をしているのだろうか。
デビューから20年を超えた今でも、ファンから愛され続けているのが、女性シンガーのaiko(45才)だ。3月に14枚目のアルバムをリリースすることでも話題となっているaikoだが、そのキュートさ溢れる私服姿には感嘆の声も漏れた。
ふわっとしたベージュのマフラーにモスグリーンのフーディ姿を見せたのは昨年末。ファンやスタッフに満面の笑みでコミュニケーションをとっていたのも、自然体なaikoらしさを象徴していた。
昨年大みそかにはNHK紅白歌合戦に出場し、年明けに発売された最新アルバムがダウンロード数で5週連続1位(Billboard JAPAN集計)となったYOASOBIは、さまざまなミュージシャンとのコラボをこなしたり、1月期のアニメでエンディングに採用されるなど、その勢いは止まらない。そんな私服姿はというと、2人とも大きめシルエットのアウターが特徴的だった。
ボーカルのikura(幾田りら、20才)は、オーバーサイズの黒レザー地のロングコートを着こなし、丸みのあるハットからトレードマークの長い髪を出していた。仕事終わりだったが、コンポーザーのAyase(26才)らに笑顔を見せていた。Ayaseもダボっとしたパーカーに黒のタートルネック姿、アクセサリーをプラスしたまとめ方だった。いま、最も影響力のある若手ミュージシャンらしく、堂々と夜の街を歩いていった。
デビュー10周年を迎え、2月には初のベストアルバムも発売したのがSEKAI NO OWARI(セカオワ)だ。ボーカルのFukase(35才)は今年6月に公開予定の映画『キャラクター』で連続殺人犯で銀幕デビューも予定している。そんな彼らの私服姿はやや個性的だった。
というのも、仕事を終え帰路に就いたセカオワだが、ピエロのかぶりもの姿でおなじみのメンバー・DJ LOVE(35才)が、変わらずピエロ姿だったためだ。スポーティな全身黒コーデ、肩からは私物のバッグを掛けた私服姿で、周囲にファンもいない状況にもかかわらず、ピエロ姿だったのだ。他のメンバーは、黄色いジャケット姿のNakajin(35才)、ブラウン系のコーデだったSaori(34才)、ジャージーを着たFukaseとシンプルなコーデだった。