カレーパンの新たな魅力をPRしているのが「日本カレーパン協会」。会長を務める佐藤絵里さんは、1日に最低1個は食べる、というカレーパン好き。これまで食べてきたカレーパンは6500個以上。
「カレーパンは、朝食から夜食にいたるまで気軽においしく食べられる。ここ数年でバリエーションが増えて、揚げたもの、焼いたもの、さらに中の具材やパン生地の使いわけで食感を変えたり、チーズや卵をプラスアルファしたトッピングなど、お店ごとの創意工夫が楽しくなっています。散歩がてら、電車でひと駅となりのパン屋さんまでカレーパンを買いにいくだけで、楽しい気分になりますね」
おいしく食べるコツは出来たてをその場で、がいちばん。持ち帰ったら揚げカレーパンはオーブントースターで、焼きカレーパンは電子レンジでぜひ温めて食べてほしいという。
同協会が毎年実施している「カレーパングランプリ」金賞に輝いたカレーパンを、会長の佐藤さんが紹介する。(以下、コメントは佐藤さん)
●藤の木
『半熟たまごがのった焼きチーズカレーパン』320円(税込)
焼きカレーパンの人気店。生地の香ばしさを重視しつつカレーは中辛と甘口のブレンド。カレーライスに卵が合うことにヒントを得て、半熟卵で個性的な味わいに。
【コメント】まろやかな味のカレーともちもちした食感。袋に入れたまま電子レンジで温めるとチーズの食感がアップします。
藤の木
【住所】東京都杉並区西荻北3-16-3
【営業時間】8:30~19:00
【定休日】日・祝
●麦音
『とかち牛カレーパン』220円(税込)
小麦「キタノカオリ」の生地に、未来めむろ牛2種の部位を加えた十勝産カレーパン。パンのおいしさを引き立てるため辛さ控えめ。コーンフレークの衣でサクサクの食感だ。
【コメント】一度焼いてからサクッと揚げる仕上げ。カレーはたまねぎの甘みとお肉の旨みを引き出したまろやかな味わいです。
麦音
【住所】北海道帯広市稲田町南8線西16-43
【営業時間】6:55~19:00(季節により異なる)