「小川かわいそうだね。旦那の不倫で」「絶対傷ついてるよな、つらいと思うよ」
アナウンサーの小川彩佳(35才)の夫の不倫報道を受け、“先輩アナ”の古舘伊知郎(66才)は2月8日、自身のYouTubeチャンネルでそうおもんぱかった。そう、そこまではよかった。次の発言はこうだ。
「ただね、小川は悪く言うと自我が強すぎるの。よく言うと向こうっ気が強いの」
これがとんでもなく余計な一言だった。
「激励するつもりとはいえ、不倫された“被害者”の小川さんに向けるべき言葉じゃありません。古舘さんにそんなつもりはなかったのかもしれませんが、“自我が強いから夫に浮気された”とも聞こえてしまう。これは完全にアウトな発言です」(芸能関係者)
古舘はかつて『報道ステーション』(テレビ朝日系)で5年間、サブキャスターだった小川アナとタッグを組んだので、彼女のことをよく知っていると言いたかったのかもしれない。テレ朝関係者の話。
「小川さんが際だって強い信念を持ち、報道に向かい合っていることは、現場では周知の事実です。2018年4月、テレ朝の女性記者が、財務省幹部からセクハラを受けたと報じられたときは、記者を守ろうという姿勢に欠けたテレ朝を公然と批判する態度をとり、話題になりました。
閣僚へのインタビューでも、あまりに鮮やかに舌鋒鋭く切り込むため、官邸から“クレーム”がきて、番組ではその部分が放送されなかったということもありました」
そうしたなか、悔しさを抱えてテレ朝を退社して、フリーアナとしてライバル局TBS系列の『news23』でメインキャスターに就任したときは、「あっぱれ!」と報道番組業界が仰天したものだった。もちろん、そんな小川アナのキャリアと、今回の夫の不倫騒動は一切関係があるはずがない。