コロナ禍でも変わらず芸能ニュースを賑わせているのが、芸能人カップルの離婚報道。何組もの夫婦の離婚の噂が取り沙汰されているが、いったいどうなっていくのか。構成作家でコラムニストの山田美保子さんが、渦中の夫婦の今後を分析する。
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不倫相手の女性のキャラや勢いが夫婦のその後に及ぼす影響
「一度でも離婚のウワサが出た夫婦はいずれ離婚する」とは某男性芸能リポーター氏の弁。2月26日に発表された小室哲哉サン(62才)とKEIKOさん(48才)の離婚は、そういうことなのでしょう。でも芸能界には、離婚の二文字がチラつきながらも首の皮一枚でつながっている夫妻がいらっしゃいます。
2020年12月3日に行った謝罪&釈明会見が失敗に終わってしまったアンジャッシュの渡部建サン(48才)が年初から豊洲市場の仲卸業者で働いていることは本誌・女性セブン既報どおりです。毎日ではないし、報酬もナシとのこと。声をかけてくれたかたは、家にいてばかりでは気分もすさむだろうと手を差し伸べたのだと聞きました。
不倫をはじめとするトラブルが報道された後、謹慎生活を送っている男性有名人は、家の中でも針の筵だろうなぁと以前から思っていました。一般のご夫婦でも、針の筵ぶりは同様でしょうが、謹慎……という処分は、なかなか受けるものではない。お仕事内容にもよりますが、会社という逃げ場には味方をしてくれる男性が必ずいらっしゃることでしょう。
でも渡部サンの場合は、不倫の事実や詳細を世間に知られてしまったうえで妻も子もいる自宅でこもりきりとなるのですから、これこそ針の筵。さらに、子供さんの送り迎えやワンコの散歩を度々マスコミから直撃される渡部サンのメンタルがさすがに心配になっていたところなので、豊洲市場での“勤務”は大正解! しかも、渡部サンの得意ジャンルである“食”に関係している場所でもあります。
近年、築地も豊洲も仲卸業者さんの多くは代替わりをしていて、通販をはじめとする新事業にチャレンジする会社が目立つ。渡部サンに新規ビジネスのアイディアを請う業者さんもゼロとは言えないでしょう。
それにしても佐々木希サン(33才)の胆の据わりっぷりは本当に素晴らしい。渡部サンは会見で「(佐々木サンが)どこに行っても好奇の目で見られながら気丈に振る舞っているという声を聞いて本当に心苦しい」と言っていましたよね。佐々木サンの場合、その“気丈さ”が「痛々しい」とか「なぜ、あんな夫をかばうのか?」というSNSでのバッシングにつながるケースもあったものです。