ライフ

栗原心平が教える「調理器具別」の極旨キャンプ飯レシピ5選

大自然の中でうまさが際立つレシピを厳選

大自然の中でうまさ際立つレシピを厳選!

 キャンプブーム真っ只中の昨今、大自然の中で作る料理にも注目が集まっている。料理研究家の栗原心平氏は、人気のアウトドア調理器具を活用する料理のレシピを研究・考案している。栗原家直伝のエッセンスを加え考案されたキャンプ料理を、調理器具別に紹介しよう。

【※レシピのルール(以下の料理についても同)】
・小さじ1=5ml、大さじ1=15ml、ひとつまみ=約1g。
・野菜は特に記載がない場合は、洗う、皮をむくなど下処理を済ませてから調理。
・「適量」は、作る量やお好みで調整する。
・材料の分量、加熱時間などは目安。様子を見ながら調整する。
・各レシピの出来上がりまでの時間は目安。肉を常温に戻しておく時間は含んでいない。
・アウトドア用バーナー、炭火、薪火など火力は異なるので、火加減を随時確認しながら調理する。

【ダッチオーブン】じっくり調理するならコレ!

 米国西部開拓時代に使われていた鉄製の鍋が起源。鋳鉄製が一般的。蓄熱性が高く、あらゆる調理に適している。蓋が重く密閉度も高いので、蒸気や旨味を逃さず調理できる。蓋に炭火や薪火を置き、上下の熱を利用したオーブン調理が可能だ。

投入するだけのスパゲティ

投入するだけのスパゲティ

『投入するだけのスパゲティ』〈出来上がりまで 40分〉

●材料(4~5人分)
豚肩ロース肉(シチュー・カレー用):400g
塩:小さじ1
黒胡椒:適量
ニンニク:3片
キャベツ:100g
ソーセージ:6本
オリーブ油:大さじ1

A[水:1000ml、白ワイン:50ml、ローズマリー:2枝、ローリエ:1枚、スパゲッティーニ:150g、塩:小さじ1/3]

●作り方
【1】豚肉は塩、黒胡椒で下味を付ける。キャベツは大きめに手でちぎり、ソーセージは5~6mmの厚さで斜め輪切りにする。
【2】ニンニクは縦半分に切る。ダッチオーブンでオリーブ油を熱し、豚肉、ニンニクを炒める。豚肉に焼き色が付いたら、[A]を加える。
【3】煮汁が沸いたら蓋をして弱火で約30分煮る。
【4】キャベツ、ソーセージを加えて中強火にする。煮汁が再び沸いたらスパゲッティーニを加えて4分煮る。
【5】塩を加え、さらに4分煮る。全体を混ぜ合わせる。

関連記事

トピックス

現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
Mrs.GREEN APPLEの冠番組『テレビ×ミセス』(TBS系)が放送される(公式HPより)
《ミセスがテレビに進出!》冠番組がプライム帯で放送される3つの必然性 今後、バラエティ進出が拡大する可能性も
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
およそ揉め事を起こしそうにない普通の人たちがカスハラの主役になっている(写真提供/イメージマート)
《”店員なんて赤の他人”的な行為が横行》条例施行から2か月、減らないカスハラの実態 都内のコンビニ店員が告白「現役世代のサラリーマンが…」品出し中に激突、年齢確認にブチ切れ、箸に”要らねえよ”
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン