globeのメンバーとして公私ともにともにしていた小室哲哉(62才)とKEIKO(48才)が離婚をした。結婚当初はあんなに仲が良かったのに……と思う人も少なくないのでは? 構成作家でコラムニストの山田美保子氏が“ラブラブ夫婦の幸せの後先”を分析する。
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誰のせいでKEIKOさんが病気になったと思っているのか
小室哲哉サンとKEIKOさんの離婚がやっと成立しましたね。2018年1月、小室サンが自身に投下された“不倫砲”について、ダラダラと(失礼!)釈明し、言うに事欠いて(また失礼!)引退まで発表したとき、あぁ、この夫婦はもう終わりなのだなと思ってしまいました。
離婚は成立されたし、『女性セブン』のインタビューに対し、KEIKOさんがとても前向きに応じてくださいましたし、もはや“余計なお世話”ではありますが、書かずにはいられません。このおふたり、テレビ中継もされた結婚披露宴のときから、業界では大丈夫?の声が上がっていたんですよね。
クリスチャン・ディオールの豪華なウエディングドレスに身を包んで満面の笑みを浮かべていらしたKEIKOさんに対し、小室サンは、性格なのか、男性だからなのか、どこか冷めているように見えたものです。
さらに、当時、小室サンは吉本興業に所属されていたことから、披露宴には吉本の芸人さんが多数出席……いや、ご出演。その多くが、「おふたりには今日、初めて会うんですが」と前置きをしたうえで、おめコメを贈っていらしたのです。
ダウンタウンの浜田雅功サン(57才)のように“小室ファミリー”も擁した吉本ですが、それ以外のかたはほぼ無関係。カメラがテーブルに回ってくると、ここぞとばかりに、持ちネタを披露されたのでした。つまり、見ようによっては、吉本新喜劇の舞台で“結婚披露宴”というお題のコントが繰り広げられていたようで。小室サンはともかく、KEIKOさんがとても気の毒になったのを覚えています。
さらに、この披露宴。時代を鮮やかに彩った小室ファミリーのCDセールスが、やや下火になりかけていたタイミングで行われました。
それでも、KEIKOさんにとっては、これまで自分以外の“歌姫”たちをプロデュースしては恋愛関係や婚姻関係に陥る小室哲哉サンをやっと独占できた瞬間でもありました。KEIKOさんがウキウキしながら小室サンとのラブラブぶりをカメラの前で披露されたお気持ち、よ~く、わかります。
そんなご夫妻について、近年、さまざまな話が耳に入っていた私。特にKEIKOさんの“お身内”からは、彼女が病に倒れた原因が少なからず小室サンにあるのではないかという声も上がっていました。
知人の医師からは、女性のくも膜下出血は、ストレスが原因になることが多いのだという話も聞きました。2008年、小室サンが詐欺で逮捕されたとき、KEIKOさんは関係者に対し、夫の今後について、土下座してまで頼みこんだ……といった報道もありましたから、KEIKOさんの心労は、どれほどのものだったでしょうか。
「誰のせいで病気になったのか」と私がKEIKOさんの身内だったとしたら、同じことを言ったと思います。