卓球女子元日本代表で解説者・タレントの福原愛(32才)の不倫騒動が波紋を広げている。福原は女性セブンの直撃に、「みなさんにはもしかしたら、私のことが満月のように見えるかもしれませんが、本当は三日月よりも欠けています。欠けまくりなんです……」と語り、男女の関係は否定した上で「私が精神的にいっぱいいっぱいになったとき、ふと彼のことを思い出して、私から連絡しました」と語っていた。
連日のように福原に関する話題が取り上げられる中で、ざわついているのが小学生の子供を持つ親たちだ。港区に住む40代ママがこう語る。
「うちの娘が持っている道徳の教科書に福原さんが取り上げられることを、ママ友のグループLINEで知りました。小学2年生だから、福原さんの不倫のニュースにも接しているし、不倫の意味もなんとなくわかっている。教科書の題材になるくらいの活躍はしている方なので文句はないのですが、娘がどう思っているのか、なんだかモヤモヤしてしまいます……」
この女性の娘が持っていた『小学生のどうとく2』(廣済堂あかつき刊)に掲載されていた福原のページには「自分で きめた ことだから」という表題がついている。
10才年上の兄が母親と卓球の練習をしているのを見て、自分もやりたいと言い出した3才の福原。何度も何度も頼むため、母親は「3つの約束」を条件に卓球をしてもいいと話した。「兄と同じように練習すること。小さいからと言って甘えは許さない」「練習は休まず、毎日する」「愛がやめたいと言ったら、それでおしまい」──。
そうして幼い頃から卓球の練習に打ち込んでいた福原。
〈たっきゅうが 大すきな あいちゃんでしたが、まだ 十さいにも ならない 子どもです。ともだちと あそびたい ときも あれば、テレビが 見たいときも あります。れんしゅうを したく ない ときや、うまく いかない ときは、ないて しまう ことも ありました〉(前掲書より)
そしてある日。練習中に泣き止まず、やる気のない福原に母は怒った。いっそう大きな声で泣く福原。
〈が、同時に、わすれかけて いた おかあさんとの やくそくを 思い出して いました。たっきゅうは、あいちゃんが、自分で やるときめて、はじめた ことなのです〉(同前)
その夜、福原は「ちゃんと練習する」と言い、母親に一枚の反省文を渡した──。自分で決めたことだから投げ出さず、努力を続けたことで銀メダルを獲得したという彼女のエピソードを紹介したものだ。