コロナ禍に沈む世界中に、癒しや慰めのメッセージを込めて全編英語で歌い上げた『Dynamite』を2020年8月にリリース。瞬く間に話題になり、『第63回グラミー賞授賞式』の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス」部門にノミネートされたBTS。
惜しくも韓国人アーティスト初の受賞はかなわなかったものの(レディー・ガガ、アリアナ・グランデの『Rain on Me』が受賞)、韓国の高層ビルの屋上に設けた特設ステージから、幻想的な『Dynamite』のパフォーマンスを披露した。授賞式後は歌詞の一部を引用した「#LightItUpBTS」がTwitterの世界トレンド第1位に躍り出るほど大きな関心を集め、世界中にさらにBTSの名前を刻む歴史的な日となった(3月15日/日本時間)。
グラミー賞は逃したものの、名実ともにK-POPの新レジェンドとなったBTS。メンバーがこう語っている。
「すべての瞬間瞬間を一緒にいてくださって本当にありがたく、送ってくださる愛と応援に必ず報います」(JUNG KOOK)
「皆さんのおかげで、このようにあり得ない経験をしました。心から感謝し、幸せです。ARMY(ファンの名称)の皆さん、愛しています」(JIMIN)
「もちろん残念じゃないと言ったら嘘だけど、本当にすごいことです。たいしたものだと拍手して、自分自身を褒めてあげたい」(RM)
「ぼくたちよりもっと緊張したARMYたち、ゆっくり休んでください! 今年はもっと一生懸命一緒に走りましょう!」(SUGA)
「もちろん、残念な気持ちは残るけど、ぼくたちが強く望んでいた『グラミー賞』のステージにも立って、ノミネートもされました。皆さんがいなかったら、こんな光栄な瞬間もなかったと思います」(J-HOPE)
「ぼくたちの名前が出るだけでなく、ARMYの名前も一緒に出るので、ぼくたちが一緒に何かを描いていくと思うとすごくうれしいです」(JIN)
「来年もう一度『グラミー賞』に出て、(賞を狙って)みたいです。ARMYの皆さん、もう一度だけ助けてください。もっと頑張るので」(V)
写真/Getty Images
※女性セブン2021年4月1日号