台湾は、子供の連れ去りを禁止するハーグ条約の締約国ではないので、これも可能とみられていたが、台湾メディアは「福原が子供を日本に連れて帰れない可能性」を報じたのだ。
大手ポータルサイトにも掲載されたそのニュースで、現地の弁護士は、「もし彼らが離婚するつもりであるならば、まず裁判所に子供の養育などについて判断を下してもらう必要がある。また、福原が子供を一方的に連れて帰ることのないよう、江は裁判所に子供の出国を認めないよう申し立てを行うことになる」と指摘している。
台湾の刑法では、離婚が成立していなくても、親がもう1人の親の同意なく20歳未満の子供を連れ帰ると、罪に問われる可能性があるという。
その台湾メディアは「福原が子供を日本に連れて帰り台湾に戻らない場合、国際的な訴訟問題へと発展することになるだろう」としており、大きな問題になる可能性を指摘している。