「(芸能界の友達は)少ないんですけど、その中でも唯一共演した上戸彩ちゃんがママ友というか。彩ちゃんはいろんなこと知ってるかな……」
女優の吉瀬美智子(46才)が3月10日放送のバラエティー番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演し、上戸彩(35才)とママ友であることを明かした。2人の共演は2014年のドラマ『昼顔』(フジテレビ系)にまで遡るが、親しい交流が続いているのには理由があるという。
「上戸さんは、かつての共演者にもかなりマメに連絡を取って、相談をしたりされたりしている。頻繁に贈り物も贈ってくれるので、関係がずっと途切れないんですよね」(テレビ局関係者)
その交友範囲は幅広く、同世代の山下智久(35才)や蒼井優(35才)、10代の頃にプロ意識を持つよう厳しく指導された武田鉄矢(71才)、泉ピン子(73才)にも及ぶという。2019年に第2子となる男の子を出産し、仕事をセーブしている上戸だが、彼女は単発の仕事でもきちんと爪痕を残す。
「『M-1グランプリ』の司会やドラマ『半沢直樹』、ソフトバンクのCMなど、出演したものは必ず話題になっています。関係者の間では『彼女をキャスティングできれば成功したようなもの』とまで言われるほどです」(前出・テレビ局関係者)
そうした成果は、大小の気遣いの上に成り立っている。
「ある脚本家の誕生日には、誕生会会場であるレストランに2時間前に入り、自らドン・キホーテで買ってきたデコレーショングッズで会場を飾って、会を盛り上げる。レストランでたまたま一緒になったときには、気づいたらこちらの分まで上戸さんが会計をしてくれている……と彼女のスゴいところをあげればキリがありませんよ」(芸能関係者)
お世話になった人へは礼状を欠かさず、手土産も、もらった人がうなるほどのチョイスなのだとか。そうした心遣いが成功へ導いているのだろう。
それでも、いまの上戸が最優先するのは子育てだ。春の昼下がり、ロング丈のキャミワンピ姿で、自転車で出かける長女に付きそう上戸の視線ははるか前方。長女の行く先に危険がないかどうか、しっかりと見守っていた。
※女性セブン2021年4月1日号