ライフ

子供を注意するときの正しい声かけ 反省させるより考えさせる

ああ

同じような失敗を繰り返す子供を突き放してはいけない

 コロナ禍では、家族が自宅で時間をともにする機会が増加。絆が深まったという声もあるが、一方でストレスを抱えているという人も多い。それは、大人だけでなく子供も同じこと。自由に遊んだり、友達と会ったりしにくい生活から、早く抜け出したいと思っているだろう。

 そんななか、親から強い言葉で注意をされると、子供たちは精神的な傷を負ってしまいかねない。特殊な状況だからこそ、親は注意をして子供に“声かけ”をしなくてはならないのだ。

 では、どういった“声かけ”をすれば、子供を傷つけずに注意できるのだろうか。“うちの子専門家”の大場美鈴さんの著書『楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』(あさ出版)を参考に、間違った声かけ例と、それをどう変換すればいいのかを紹介する。

注意するときの声かけ

【反省させるより考えさせる】
Before「だから言ったでしょ!」

After「こういうときどうすればよかったっけ?」「まー、しょうがない」

 何度注意しても同じような失敗を繰り返す子供に対しては、「だから言ったでしょ!」と突き放すのではなく、「こういうときはどうする?」と、考えるきっかけを与えた方が子供の成長を促すという。

「どうしてもできない、直らないときは“まー、しょうがない”と諦めるくらいの寛容さで見守るのがちょうどいいんです」(大場さん・以下同)

【感情を吐き出すのでなく、どうすべきかを教える】
Before「うるさい!」

After「声をこれくらいにしてくれる?」

 子供が騒がしいと、人に迷惑をかけてしまうことも。つい「うるさい!」と一喝してしまいがちですが、それは親の不満を感情的に吐き出しただけであって、解決策にはなっていない。

「要するに、声を小さくしてほしいわけですから、そう伝えましょう。さらにどれくらいの声の大きさか、親がお手本を見せ、できたら“そうそう”とほめてあげましょう」

関連記事

トピックス

悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
3月末でNHKを退社し、フリーとなった中川安奈アナ(インスタグラムより)
《“元カレ写真並べる”が注目》元NHK中川安奈アナ、“送別会なし”に「NHK冷たい」の声も それでもNHKの判断が「賢明」と言えるテレビ業界のリスク事情
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン