ライフ

51才交際ゼロ女性がマッチングアプリ挑戦 マニュアル通りで大成功

aa

意を決してマッチングアプリに登録した50代女性が掴んだ幸せとは?

 本当に出会えるの? あやしくない? 結婚できる? ブームになっている「マッチングアプリ」だが、結婚相手を見つけた人と、痛い経験をした人の違いは何か……。マッチングアプリ体験者のエピソードを紹介。実体験からわかった、大人の“恋活”成功の秘訣とは──。

【リアルケース1】自分が合わせるのでなく、自分に合った人が探せる

 看護師として仕事に邁進し、気づけば48才。同僚も後輩も次々と結婚・出産し、未婚の私がいつも夜勤を担当することに。年齢的にも夜勤がきつく、過労で体調を崩したとき、ひとりでベッドに寝ながら、「私の人生、これでいいのかな」と、無性に寂しくなりました。それで意を決してマッチングアプリ「ティンダー」に登録。正直このときは、熱に浮かされた勢いでしたが……(笑い)。

 最初は、勤務形態が特殊な私とつきあえる人なんていないだろうと、多くの人の都合に合わせ、土日の夕方にアプリをチェックしていました。でも、せっかくマッチングしてデートの計画を立てても、夜勤のせいで日程が合わない。

 そこで発想を転換。私が世間の休みに合わせるのではなくて、私の予定に会う人を探そうと、夜勤明けにアプリを起動することに。すると、介護職、工場勤務、ホテル勤務、警備員など、意外にも同じ時間帯に出会いを求めている人がたくさんいたんです。一気に希望が湧きましたね。

 それからは“早朝こそ私のアフターファイブ”とばかりに、下は26才から上は64才まで、いろいろな人と朝からデートを楽しみました。普段は混んでいるテーマパークも、平日の午前中はガラガラ。夜勤だからこそ楽しめる人生もあるんだと、目からうろこでした。

 そして半年後、運命の人に出会いました。彼は魚河岸の仲買人をしている42才、バツイチのイケメン。彼も夜勤だし、私の仕事を尊重してくれ、「ふたりで穏やかな生活ができればいいから」と、子供を希望していないことも話してくれました。そして交際3か月で結婚することに。決まるときって早いんですね。まさにトントン拍子。結婚2年目のいまも幸せです。

 マッチングアプリなら、普段なら絶対に出会えない仕事や勤務形態の人と出会えることを実感しましたね。遊びならまだしも、結婚したいなら、無理して出会っても長続きしませんから、条件は多少わがままに設定してもいいかもしれませんよ。(50才・看護師)

関連キーワード

関連記事

トピックス

百合子さまは残された3人の仲を最後まで気にかけられたという(2023年6月、東京・港区)
百合子さま逝去で“三笠宮家当主”をめぐる議論再燃か 喪主を務める彬子さまと母・信子さまと間には深い溝
女性セブン
氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン