ブルーのジーンズに白いリネン素材のジャケットを合わせた細身の女性に、銀縁メガネの若いイケメン男性が寄り添うように歩く。3月下旬の昼下がり、レストランで談笑しながら食事をした後、大型家電店でショッピング—そんな“デート”を楽しんでいたのは、女優の中嶋朋子(49才)。お相手は年下のカレ……ではなく、息子で俳優の西村成忠(22才)だった。
中嶋といえば5才で子役デビューし、10才のときに21年間にわたって放送されることになるドラマシリーズ『北の国から』(フジテレビ系)に出演。主人公の娘・蛍を演じ、“国民の娘”といわれる存在になった。
「本人にとっては蛍のイメージが重荷になっていて、10代の頃からずっと『仕事をやめたい』という気持ちがあったそうです。20才になった頃、いつものように母親に『やめたい』と漏らすと、『どうぞお好きに』と言われてしまった。そのときに初めて、まだやれていないことがたくさんあると気づき、芸能界引退を思いとどまったそうです」(テレビ局関係者)
その後は映画やドラマのほか舞台でも活躍し、1998年に6才年上のヘアメイクアーティストと結婚。入籍時にはすでに妊娠中で、同年に長男の成忠を出産し、現在は実母とともに都内の一戸建てで4人暮らしをしている。
そんな中嶋に昨年10月のシェイクスピアの舞台『リチャード二世』以降、関係者の間でさまざまな憶測が飛び交っている。
「突然のキャンセルが続いたんです。昨年12月には、出演予定だったコンサートとトークイベントを突如キャンセル。同じ時期に放送されたNHK-FMラジオの朗読劇にも出なかったのですが、彼女がいないと成立しないため、昨年度のものを再放送するという異例の対応を迫られました。
今年の3月には、出演が内定していた7月公演の舞台も降板を申し出たとか。急遽、キャスティングの練り直しをせねばならず、スタッフは対応に追われているそうです」(芸能関係者)
中嶋サイドが関係者に報告しているキャンセル理由は「体調不良」。
「唯一、TBSラジオのレギュラー番組にだけは出続けているのですが……関係者の間では“重病なのでは”と心配する声が上がっています」(前出・芸能関係者)