《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》
3月26日、約2か月半の延期の末に、「歌会始の儀」が皇居・宮殿「松の間」で執り行われた。小室圭さんとの結婚問題に揺れる秋篠宮家の長女・眞子さまが詠まれた「烏瓜(からすうり)」の歌は、ご結婚への強い思いが感じられるものだった。
「烏瓜は夏に白い花を咲かせ、秋には鮮やかな朱色の果実をつけることが特徴です。秋が深まり烏瓜の実が成熟する頃に、私の恋も成就する……そんな眞子さまの願いが込められているように感じます」(宮内庁関係者)
宮内庁はこの句を、「眞子さまは幼い頃から、烏瓜の美しい色合いがお好きだった」と説明した。しかし、昨年の歌会始で、小室さんを想起させる「月」を巧みに盛り込まれた眞子さまならば、今回も「隠された意味」を込められたように思えてならない。
「ご自身の考えを公にされる機会の少ない皇族方にとって、『歌会始』はお気持ちを表にできる貴重な場です。烏瓜の花言葉は、『誠実』や『よき便り』。眞子さまにとっては“誠実”な小室さんから、“よき便り”を秋には得たい。そんな思いも表現されているのかもしれません」(皇室関係者)
烏瓜の種は、金運のお守りでもあるという。「経済基盤の弱さ」を批判される小室さんへの応援のメッセージでもあるのだろうか。
「歌会始の歌は通常、12月には提出されます。眞子さまは昨年11月に結婚は『生きていくために必要な選択』とした文書を発表された。歌の提出時にはすでに決意を固められていたはずです。今回の歌は、“2021年の秋を転機にする”という不退転の決意を込められた、『皇室との訣別の歌』だったのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
果たしてこの思いは小室さんに届いたのだろうか。
※女性セブン2021年4月15日号