3月26日、約2か月半の延期の末に、「歌会始の儀」が皇居・宮殿「松の間」で執り行われた。今年の歌会始のお題は「実」。秋篠宮ご夫妻は「秋」の情景を詠まれた。
《夏の日に咲き広ごれる稲の花実りの秋へと明るみてくる》(秋篠宮さま)
《竹籠に熟るる黄色の花梨の実あまき香りは身に沁みとほる》(紀子さま)
なかなか進展しない秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚問題だが、眞子さまが30才となる「10月」には、小室さんの弁護士試験の結果も判明するとのことで、この「10月」に眞子さまが皇籍を離脱し、結婚するのではないかとの見方もある。
「ご一家にとって、長女の眞子さまのご結婚問題は最重要の懸案事項です。歌会始の歌について、各々方で内容を事前に擦り合わせることはないそうですが、それでも『秋』を詠んだ歌で一致したのは、ご夫妻の念頭に“懸案は秋までに解決したい”という思いが共通していたからではないでしょうか」(皇室関係者)
もう1つ、ご夫妻の歌に共通する重要なキーワードがあるという。
「秋篠宮さまが詠まれた『稲』、紀子さまが詠まれた『花梨』は、長男の悠仁さまに大きく関連するものです。
ご一家は悠仁さまのために赤坂御用地に田んぼを作られ、悠仁さまは何度も稲刈りをしてこられました。花梨は、『美智子さまが庭で収穫された花梨の実を悠仁さまに見せたら、悠仁さまがそれを大事に抱えて、行く先々へ持って行かれた』という上皇陛下が明かされたエピソードが印象的です。そう思うと、ご夫妻の歌は、悠仁さまについて詠まれた歌にも思えてくるのです」(皇室ジャーナリスト)