今や大女優の風格さえ漂い始めた田中みな実(34才)の周辺が、騒がしくなってきた。昨年8月に移籍した大手芸能事務所で、田中の担当だった敏腕マネージャーが突然退社したのだ。業界屈指のマネージャーだっただけに波紋を広げているという。
TBSの局アナからフリーアナウンサーに転身し、昨年のドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)や『ルパンの娘』(フジテレビ系)での好演などで、女優としての評価も上々の田中。昨年8月、所属事務所を移籍したのも、女優としてのステップアップのためだった。
「2019年頃から女優指向を強め、アナウンサー色の強い事務所からの移籍を考えるようになったんです。決め手となったのはドラマで共演して、2人で旅行するほど仲良くなった山口紗弥加さん(41才)。彼女がいたからこそ、いまの事務所に移籍することを決めたと聞いています」(テレビ局関係者)
移籍先で田中の担当についたのは、広末涼子(40才)や唐田えりか(23才)ら売れっ子女優を歴任してきた敏腕マネージャー・Aさんだった。田中はその手腕にあやかる形となった。
もともと田中は現場での評判がかなりいい。局アナ時代は番組スタッフ300人全員分のクッキーとメッセージカードを1人で作った逸話があるほどだ。彼女のスタッフへの振る舞いは“神対応”そのものだというのはドラマ関係者だ。
「フリーに転身後も、プロデューサーだけに媚びを売るわけではなく、カメラマンやADなど、スタッフ全員に気を遣ってくれるんですよね。応対が丁寧で、カメラが回っていない時でも、ブスッとした顔をするのを見たことがない。そこら辺も“あざとさ”なのかもしれませんが、なかなかできることじゃありません」