子供のころから愛されていたスター選手の不倫報道に、多くの人が驚くばかりだった──。大きな衝撃を与えることとなった元卓球選手・福原愛さん(32才)の不倫報道。夫のモラハラ疑惑に加え、お相手が既婚者だったということも報じられ、事態は混迷の中に。そんな福原さんが今後どうなっていくのか、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが分析する。
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スポーツメディア関係者からは「守ってあげたい」の声多数
「この女性には絶対に幸せになってもらいたい」と想いを寄せる人が、どなたにもいらっしゃるでしょう。
もちろんそれは、こんなに頑張ってきたのに……とか、懸命にやってきたのに、どうして“幸せ”にソッポを向かれてしまうの?というかたでなければなりません。
このところ『女性セブン』の誌面では“中心的存在”といっても過言ではない福原愛さんのことが心配で心配でたまらず、彼女の幸せを願う読者の皆さんは本当に多いことと思います。
私もそんな1人。いろいろな報道が次から次へと出てくるなかで、彼女自身が願い、追い求め、手ですくおうとしている“幸せ”が、指と指の隙間から現在進行形でこぼれ落ちてしまっているように見えるからです。
私は仕事柄、テレビ局やラジオ局に週4~5回は出入りするのですが、愛さん関連の記事が掲載された週刊誌が発売されるたびに、「大丈夫なの?」「どうなるの?」「幸せになってほしいのにね」という会話が、そこかしこで聞こえてきます。
特にスポーツ関連の部署に所属されているかたたちは、愛さんのことを「守ってあげなくちゃ」という強い想いでいらっしゃる。幼少期から愛さんを追いかけてきたことで“身内”のような気持ちになっているから? もちろん、それもあるでしょうけれど、こんなことで彼女の人生が揺らいでほしくない。もっと毅然としていてほしい……という想いが強いように見受けます。
実際、彼らは局内で愛さんを守っていらっしゃる。スポーツ紙の担当記者さんなども同様ですよね。愛さんのプライベートにまつわる記事は、芸能面ではなく、スポーツ面に必要最小限の文章でつづられています。
もちろん、現在、愛さんが置かれている立場を考えると、厳しい意見が出てきてもおかしくないでしょう。でも本当に多くのかたが心配し、幸せを願っているというのは、彼女が国民的スターであるだけでなく、前進しようと懸命になられているからにほかなりません。
少しおさらいをさせていただくと、夫のモラハラや、彼の家族からの心ない言動に傷ついた愛さんは離婚を決意。『女性セブン』は相談相手になってくれていた男性との“不倫デート”を報じ、彼女は釈明と謝罪のコメントをマスコミに寄せました。