眞子内親王の婚約内定者・小室圭氏が母親・佳代さんの借金トラブルについて詳細を明かした“説明文書”は、日本中を驚かせた。「借金なのか否か」「どういう形であれ返すべき」など金銭の“貸し借り”に関心が集まっているが、宮内庁内では「別の心配」が上がっている。それは録音テープを“証拠”として提示するという小室氏の行動だった。
“父親代わり”にさえ……
長い沈黙から一転、小室圭氏が大きく動いた。4月8日、母・佳代さんが抱える金銭トラブルについて、小室氏はA4用紙28枚・計4万字という長文の“説明文書”を発表した。
そこには、眞子内親王との結婚に強い意志を示したうえで、佳代さんの元婚約者から金銭が渡った経緯、そして小室母子がそれを「借金」とは認識しておらず、なぜ返済しなかったかが詳しく綴られていた。
その翌日、眞子内親王が「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいればありがたい」とコメントを発表。西村泰彦・宮内庁長官も「非常に丁寧に説明されている印象だ」と評価した。
しかし国民の反応は非常に厳しいものだった。ネット上には「ただの言い訳にしか聞こえない」「自己弁護に終始している」「ますます不信感が高まった」などバッシングが溢れ、眞子内親王が事前に文書を確認していたことも「眞子さまはこれで国民が理解すると思っているのか」と批判された。
その反応を見て方針転換したのか、文書発表からわずか4日後の12日、小室氏は代理人弁護士を通じて、最大400万円の「解決金」を支払う意向があることを明らかにした。
しかし、たとえ解決金を支払ったとしても、結婚への障壁は多く残っている。宮内庁関係者が特に懸念しているのが、文書で明らかにされた「録音テープ」の存在である。
小室氏は2012年9月13日に元婚約者から〈婚約を解消したいという一方的な申し入れを突然受けました〉としたうえで、以下のように記した。
〈このとき母が、婚約期間中に受けた支援について清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者から「返してもらうつもりはなかった」というお返事が返ってきました。以上のような理由から、母は、婚約解消にあたって2人の間でお金をやり取りする必要はなくなったと理解しました〉