若手実力派俳優が集結していることで話題の新ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)。共演している菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀、有村架純らは1993年生まれの同世代だ。時に“華の93年組”とも呼ばれる彼ら・彼女らの強みを分析した。
菅田将暉が主演を務める『コントが始まる』は、20代後半の若者たちの“失敗”と予想外の幸福を描いた青春群像劇。レビューサイト『フィルマークス』が調査した「春ドラマ期待度ランキング」や国内最大級の映画メディア『シネマカフェ』のアンケートで第1位を獲得するなど、この春もっとも注目されているドラマの一つだ。
主要登場人物を演じる俳優のうち、1996年生まれの古川琴音を除き、4人が同年代ということも話題を呼んでいる。同じ1993年生まれと言えば、他にも俳優の竹内涼真や福士蒼汰、女優の吉岡里帆や武井咲、元AKB48の島崎遥香、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介などもおり、“華の93年組”と呼ばれることもある。
世代論で一概に括ることはできないが、1993年生まれと言えば小学生の頃に21世紀へと切り替わり、中学時代には国内のインターネット普及率が7割を突破。10代後半で東日本大震災が到来し、スマートフォンとSNSが普及した社会で20代を過ごしてきている。
そんな世代に属する俳優たちのなかでも、とりわけ『コントが始まる』の共演メンバーについて、映画ライターのSYO氏が解説する。