女性セブンが行った読者アンケート(20~80代の男女1365人が回答)によると、今年のゴールデンウイークに旅行や帰省などを「しない」と答えた人が約87%にのぼった。コロナ禍での外出自粛が続く中、長期休暇も自宅で過ごす人が多そうだ。そうなると気になるのが、家族がちらかした部屋の中……。この機会にスッキリさせませんか?
捨てないと片づかないというのは思い込み
ここ数年、片づけといえば“捨てる”ことが前提という風潮があった。長年使ったものでも、捨てるか捨てないかの選択をいちいち迫られ、それが苦痛で片づけができなかったり、片づけても後悔したりと、本末転倒な結末を迎える人も……。
「捨てないと片づかない、というのは思い込みです。要は、整えればいいんです」とは、整理収納アドバイザーの中山真由美さんだ(「」内、以下同)。
「“整える”というのは、“なんとなく置かない”という意味。ちらばっていたものを端に寄せてまとめたり、向きと場所をそろえるだけで、同じ“物量”でも、見た目の印象が変わります」
無料配布物は使って減らす
ただし、捨てないまでも積極的に減らすべきものもあるという。それは、おまけでもらったグッズや試供品などの無料配布物だ。
「いつか使おうと思っているものほど、使う機会は巡ってきません。試供品などは、もらったらすぐに使い切って増やさない、というのも手です」
コスメ関係の試供品の消費目安は3か月だ。いつか行くだろう旅行用にとっておいても、このコロナ禍では、期限内に使い切るのは難しい。
「ボックスにまとめて普段使いしているコスメコーナーなどに置き、毎日のお手入れで使い切るのがおすすめです」
割り箸や使い捨てスプーン、総菜などについている小袋調味料も、無造作に引き出しや冷蔵庫に入れてはいけないという。ケースにまとめ、半年以内に使うなどのルールを作っておくといい。